
9月のCULTURE INFORMATION
ハルバーシュタットの埋蔵金

1989年の「ベルリンの壁」崩壊後、東西再統一を目前に控えた旧東ドイツで実際に起きた紙幣大量盗難事件を基に、“事件の真相”をスリルとユーモアたっぷりに描いたヒューマン・コメディ。急激な社会の変化をユーモラスな眼差しで見つめ、人と人とのつながりを温かく描いた、愛と友情、そして家族の讃歌。
監督・脚本/ナーチャ・ブルンクホルスト
出演/ザンドラ・ヒュラー、マックス・リーメルト、ロナルト・ツェアフェルト、ウルスラ・ヴェルナー、ペーター・クルト 他
公開/9月4日(金) 全国ロードショー
©2024 ROW Pictures GmbH, zischlermann filmproduktion GmbH,Lichtblick Film- und Fernsehproduktion GmbH, ZDF, ARTE
ヒンド・ラジャブの声

2024年1月29日、人道支援組織「赤新月社」のスタッフが受けた緊急電話。パレスチナ・ガザ地区で助けを求めている、6歳の少女ヒンド・ラジャブの声に向き合い、救出するためにあらゆる手を尽くした人たちの奮闘や苦悩を、圧倒的な緊迫感で描き出した衝撃作。観る者の心を掴んで離さない、魂が震える「89分」。
監督・脚本/カウテール・ベン・ハニア
出演/サジャ・キラニ、モタズ・マルヒース、アメル・フレヘル、クララ・フーリ 他
公開/9月4日(金) 新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下、シネスイッチ銀座 他
©MIME FILMS — TANIT FILMS
ワンオペレーション

家事、育児、仕事をひとりで抱え込んだ女性の極限状態を描きながら、現代社会に潜む「ワンオペ」という構造的な問題に鋭く切り込んだ異色作。スリラー、心理ドラマ、ダーク・コメディが融合した予測不能な展開のなかで、主人公の日常は少しずつ崩壊し、やがて現実と妄想の境界すら曖昧になっていく…。
監督・脚本/メアリー・ブロンスタイン
出演/ローズ・バーン、コナン・オブライエン、エイサップ・ロッキー、ダニエル・マクドナルド 他
公開/9月18日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷 他
© 2025 Legs Film Rights LLC. All Rights Reserved.
私たちは、ちょうどいい。

インターネットを通して疎遠だった父親と連絡を取ろうとした監督が、偶然にも同じ名前の見知らぬひとにメッセージを送ったことをきっかけに、その男性とかけがえのない友情を育んだ実体験から誕生した奇跡の感動作。“いいね”から始まった嘘みたいな本当の話が、あなたの心をやさしく包み込む。
監督・脚本/トレイシー・レイモン
出演/バービー・フェレイラ、ジョン・レグイザモ 他
公開/9月11日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 他
©2024 CHOSEN FAMILY, LLC All Rights Reserved.
ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?

熱狂と衝撃を世界に放ち続ける塚本晋也監督が、「戦争の現実」を訴えたベトナム帰還兵の壮絶な実話を映画化した、戦争映画最終章。国際的評価を得た戦争映画『野火』(2014)、『斬、』(2018)、『ほかげ』(2023)に続き、加害者の視点から戦争の恐ろしい現実と拭いきれない痛みを描いた最高傑作。
監督・脚本・撮影・編集/塚本晋也
出演/ロドニー・ヒックス、ジェフリー・ラッシュ、マーク・マーフィー、リリー・フランキー、タチアナ・アリ 他
公開/9月11日(金) 全国ロードショー
©Mr. Nelson, Did You Kill People? Film Partners
さとこはいつも

プッと吹き出さずにいられない、ユニークでキュートな人間たちを、温かな眼差しで描き続けてきた沖田修一監督。デビュー20周年という節目に完全オリジナルで描くのは、年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」たちの物語。彼女たちの奮闘に噴き出しつつ、快哉していると、いつしか勇気が湧き上がってくる人生賛歌。
監督・脚本/沖田修一
出演/有村架純、石田ひかり、姫野花春/吉田羊、オダギリジョー、筒井道隆 他
公開/9月18日(金) 全国ロードショー
©2026「さとこはいつも」製作委員会
白鳥とコウモリ

ミステリー界の巨匠・東野圭吾氏の同名小説を映画化。『白夜行』、『手紙』の系譜を受け継いだ本作は、ミステリーの枠を超え、「罪と罰」という核心的なテーマを重厚な物語で描いた、東野ミステリーの新たなる最高傑作。禁断のバディが、解決したはずの殺人事件の真相に迫る。
原作/東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬舎文庫)
監督/岸 善幸
脚本/向井康介
出演/松村北斗、今田美桜柄本佑/中村芝翫/三浦友和
公開/9月4日(金) 全国ロードショー
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

