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池田エライザの『キレイの秘訣』。気まぐれにできることを少しずつやるのが私には合ってる【BEST BEAUTY AWARD / THE FIRST HALF OF 2025】

─── 映画『リライト』では、主演の池田エライザさんをはじめ、クラスメイトを演じた俳優すべてが2019年現在と10年前の高校時代という、2つの年齢を演じ分けていることにも注目が集まっている。

正直、みんな普通に制服を着こなしていることに、自分でもびっくりしました(笑)。

意識したのは、監督からの“動きを大きくして”という演出。たとえば、手を振るときに大袈裟に動かしてみたり、歩くときはテケテケ感を出したり。ちょっとだけガニ股に動いてみるとか、そういう細かい動きで自然と高校生感が出るようにしました。

でも、カメラが止まると“日焼けヤバい!”って女優さんたちが大集合(笑)。必死にケアしてました。

───「でも私は塗ってなくて…」と、“その先は聞かないで”という顔をしたエライザさん。

“キレイ”を語れるようなことは何にもしていないんです。

ビューティールーティーン? それが… 今年からピラティスを始めたのですが、月イチで行けたらいい方(笑)。私、自分への言い訳がうまいんです。

今日もこの取材の後にレッスンが入ってるのですが、今頭の中は言い訳でいっぱい(笑)。“明日は映画のクランクインだから筋肉痛になったら困るし…” “ウェアを忘れてしまって、家に戻るのは大変だし…”って、無限に出てきちゃう(笑)

─── それでもその美貌をキープし続けているのだから羨ましい。

無理にダイエットをしたりすると顔がコケてしまうんです。下半身に肉がつきやすい体質なので、お腹とか脚をしぼりたいのに、痩せてほしくないところがやつれてしまって。

なのであまり極端なダイエットなどはせずに、糖質とタンパク質を意識した食事を摂るように心がけています。あとはアニメを観ているときに姿勢を正す。地味ですけど、結構大事だと思います。

そんな風に無理せず、気まぐれにできることを少しずつやるのが私には合っているんだと思います。

─── 理想像ができたら研究するとも教えてくれたエライザさん。

私、可愛い子が大好きなので、SNSをずーっと見てるんです。一般の方でもインフルエンサーでもアイドルでも、ひたすら見てます(笑)。それで、“この子可愛い!”と思ったら、メイクを研究したりして。

今ハマっているのはK-popアイドルの「aespa」。最初にカリナのメイクを研究して、次はウィンターのマネをして、ジゼルにニンニン… と、全員チェック済み。言わば“ひとり「aespa」ごっこ”です(笑)

─── 憧れの女性像について伺うと、鈴木京香さんと即答が。

私の思う“綺麗な女性”の代表です。今『グランメゾン東京』を観ているんですけど、鈴木京香さんが素敵過ぎて! 佇まいも言葉遣いも口角の上がり方も全部が好きです。

役に対するリアリティもすごくて、本物のシェフに見えるので、見入ってしまいます。美しくて、凛としていて。見えないオーラみたいなものが周りを照らしてくれる雰囲気にも憧れます。

─── インタビュー後の撮影では、凛とした表情をカメラに向けたかと思ったら、「誰か笑わせてー」とイタズラっぽく微笑む。そんな光景にその場にいたスタッフ全員の口元が緩んでしまう場面も。その子猫のような自由奔放さと、人懐っこさも池田エライザさんの大きな魅力。一度ハマってしまったら“エライザ沼”から抜け出せないので覚悟して。

池田エライザ

1996年4月16日生まれ。福岡県出身。2009年に「ニコラ」専属モデルとしてデビュー。2011年、映画出演をきっかけに女優として注目を集め、映画、ドラマと活躍の場を広げる。Netflix「FOLLOWERS」で演技の幅を開拓し、2020年には、映画『夏、至るころ』で映画監督も務めた。 2021年8月には、ELAIZA名義で音楽活動もスタートさせた。近年では、Netflixドラマ「地面師たち」、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」に出演。昨年放送をした「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」が6月17日からNHK総合で再放送。

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