酷暑を穏やかに過ごすために。今すぐ知っておきたい部位別・身体のニオイ対策

Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】

全国的に「40℃級」の危険な暑さが予測されている2026年。外に一歩出るだけで汗が噴き出すことを想像するだけで、気が滅入りますよね……。

そんな暑さと同時に悩むのが、ニオイ問題。20代後半から30代にかけては、仕事のストレスやホルモンバランスの変化により、自分でも気づかないうちに「ニオイの質」が変わることがあります。

特に現代女性にとって大きなテーマなのがストレス臭です。緊張や強いストレスを感じると皮膚から独特のニオイがしたり、緊張由来の乾燥による口のニオイに悩むことも……。

人間である以上、誰もが少なからずニオイを発して生きています。そういった意味で決して恥ずかしいことではありませんが、ニオイに悩んで心を痛める方がいるのも事実。

そこで今回は、夏を少しでも心穏やかに過ごすべく、ニオイの原因と対策、ニオイが気になりにくい体質を作る生活習慣をご紹介します!

【部位別】ニオイが発生する原因と対策方法

私たちの身体は、場所によってニオイの発生源も対策も異なります。部位ごとの特徴を知り、自分の身体に寄り添った丁寧なケアを始めましょう。

①頭皮:2分の「予洗い」で地肌をクリアに保つ

頭皮には顔の数倍もの皮脂腺があり、ニオイが発生しやすい場所。酸化した皮脂の詰まりや洗い残し、洗髪後の生乾きによる雑菌の繁殖などがニオイの原因となります。夏の夕方、頭皮のニオイが気になったことのある方も少なくはないでしょう。

これを防ぐために毎日できるアクションは、シャンプー前の「予洗い」を最低でも1分半、できれば2分以上行うこと。38℃前後のぬるま湯で予洗いをするだけで、汚れの多くは落ちると言われています。

そして洗髪後は洗い残しがないように隅々までシャワーで流し、雑菌が繁殖しやすい生乾きの状態を放置せずすぐにドライヤーで根元から完全に乾かしましょう

また、皮脂が詰まりにくい状態を作るために、毎日の適度な運動やサウナ通いもオススメ。外出時に頭皮のニオイやベタベタが気になる時のために、ドライシャンプー(スプレーやシート)を持ち歩くのも◎。

②脇:肌を清潔に+服の素材選びで、ニオイが残らない状態を作る

脇は最も汗をかきやすく、服の汗ジミも気になるデリケートなエリア。汗腺から出る汗はほぼ無臭ですが、脇周辺の皮膚の細菌が分解することでニオイが発生します。

これを防ぐには、まず汗をかいたら放置せず速やかに拭き取ること。外出前に有効成分(塩化アルミニウム等)配合の医薬部外品ロールオンなどを使用するのもオススメです。

そして、服やインナーの選び方でも汗が出る量やその後のニオイは変わります。ポリエステルなどは速乾性に優れますがニオイが残りやすいため、通気性・吸湿性・速乾性の高いリネン素材のトップスを選んでみてはいかがでしょうか。

③足:角質オフと靴の休息日で、ニオイがこもるのを防ぐ

夏の暑い時間に外回りをした後、オフィスで靴を履き替える。仕事終わりの宅飲みで、靴を脱がなくてはならない───そんな時にヒヤッとしたことがある方も少なくはないでしょう。

足のニオイは靴の中の蒸れと、古い角質の蓄積・雑菌の繁殖によるもの。これを防ぐために毎日できることは、お風呂に入った際に足の指を1本1本広げ、爪周りまで丁寧に洗浄すること。そして週に一度、角質をケアすることです。

また、通気性の良い靴を選ぶことも重要ですが、同じ靴を毎日履かず、1日履いたら2日は休ませてしっかり乾燥させる「靴の休息日」を設けるだけでも、ニオイはずいぶんと気にならなくなるはずです。

④口:水分とフロスのパワーで、コスパよく口臭予防

最後は、お口のニオイ対策について。こちらも夏に限らないお悩みですが、新年度が始まり新しい人間関係を築く中で、自分や周りの方のお口のニオイが気になり始めた……という方のためにも、併せてご紹介します。

口臭の原因は、主に唾液の減少(ドライマウス)による自浄作用の低下、そして口腔内の汚れです。特に夏場は脱水症状によって口臭が強まることもあります。

これらの原因に対してまず効果的なのは、こまめな水分補給です。コーヒーは口臭に繋がりやすいので、水または殺菌効果のある緑茶などを携帯してみてくださいね。

そして、口臭予防のために香りものグッズを活用されているかもしれませんが、口の中の汚れを隅々まで落とし切れていないと、効果を最大化できません。毎朝晩の歯磨き前にフロスを使いましょう。

汚れが歯間や歯茎に詰まると炎症を起こすため、フロスを通した時に血が出るかもしれません。何日か通していると歯茎が締まり血が出なくなることもありますが、出血が続く場合には歯科医師に相談してみてくださいね。

また、歯の定期メンテナンスを受けていない方は、この機会に予約を取りましょう。虫歯や歯周病由来の口臭の可能性もあるからです。

インナーケアで「臭わない」身体を内側から作ろう

ここまでニオイが気になる部位別の対策をご紹介してきましたが、まだ夏本番に入っていない今だからこそ取り組みたいインナーケアがあります。

それは、ニオイの原因となる「ドロドロ汗」ではなく、水のようにさらさらとした「良い汗」をかける体質を目指すこと。今のうちから有酸素運動や筋トレ、入浴やサウナなどで汗をかく機会を意識的に作り、汗腺を鍛えておきましょう。

そうすると、ミネラル分が少なくニオイにくい汗をかけるようになるほか、老廃物のデトックス効果や代謝によるダイエット効果を得られたり、暑さへの耐性がつきやすくなったりもします。

食事に関しては、脂っこいものを控え、皮脂の酸化を防ぐ「抗酸化食品」を積極的に。リンゴ、梅干し、緑茶などのポリフェノールを多く含む食材や、ビタミンC・Eを意識した和食中心のメニューがオススメです。

厳しい夏でも、ニオイが気にならないセルフケア習慣を始めよう

厳しい暑さの中でニオイ問題から解放されるには、発生源に合わせた丁寧なケアが不可欠。

頭皮の予洗いや足の角質ケア、毎日のフロス、そして運動や食事を通じたインナーケアを積み重ねて、ニオイが気にならない身体を目指していきましょう!

加えて、覚えておいていただきたいのは「ニオイは誰もが持つもの」であること。セルフケアを恥ずかしがらず、暑い中頑張る自分を労わる習慣として、楽しむ工夫をぜひしてみてくださいね。

編集部・アイ

人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

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