美容液を買う前に生活改善!身体の内側を巡らせる、10の習慣

Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】

紫外線が強く、汗でドロドロになる夏。「紫外線対策をしなきゃ」「毛穴が気になる」「汗でメイクが崩れる」「新しい商品を試さなくては」と、どうしても外側のケアに意識が向きやすくなりますよね。

もちろんそういった外側のケアも大切です。しかし内側のケアを怠っていると、どんなに高価な美容液を使っても効果は得にくいもの。身体の内側を巡らせれば、あなたの悩みも案外すぐに解消できるかもしれません。

つまり、美容とは「足すこと」に限らないのです。不要なものを削り、必要なものがしっかりと巡る状態を作り、身体が本来持つ力を引き出すことも、美容の大切なアプローチの一つ。

今年の夏は、自分の身体と丁寧に向き合いながら、内側から土台を整え直してみませんか?

巡らせると、長期的に美しくなれる

この記事で言う「巡り」とは、血流や代謝、水分バランス、腸内環境、そして心の状態までを含めた、身体全体のコンディションを指します。身体が必要なものをしっかり取り込み、不要なものをスムーズに排出できる、身も心も軽やかな状態とも言えるでしょう。

今回ご紹介する10の習慣を取り入れて、心や身体の巡りが良い状態をキープできるようになると、顔色や肌艶はもちろん、表情や姿勢や空気感など「周りの人がよく見ている部分」も変化していきます。

高価な美容液を試す前に、不要なものを削り、必要なものが巡る状態を作り、身体が本来持つ力を引き出す習慣を身につける。それらがもたらす効果は一時的ではなく、長期的にあなたを美しくしてくれることでしょう。

さて次の章からは、「平日でも毎日できる6つの習慣」「時間のある週末にやりたい4つの習慣」に分けて、身体の内側を巡らせる方法をご紹介します!

平日も毎日できる!巡る身体を作る、6つの習慣

①1時間おきに最低でも100ml、こまめに水分を補給する

毎日2リットルほどの水分を摂取できていますか?水を飲む習慣がない人の中には、むくみや便秘、疲労感に悩む人も多いです。そういった悩みがすでにあるのなら、水を飲む量が圧倒的に足りていないのかもしれません。

ご存知の通り、人間の身体の約半分以上は水分でできています。その水分は体温調節や栄養素の運搬、老廃物の排出など大切な役割を果たしていて、「巡り」を良くするには不可欠な存在です。

水を飲む習慣がない人は、まず「朝起きて歯磨きをした後」「仕事の合間」「食事の前後」など時間を決めて飲むことから始めてみましょう。それに慣れてきたら

  • 1時間おきに1杯
  • ボトルが目に入ったら口いっぱいに2回
  • お手洗いに行ったらカップ1杯

のようにルールを決めても良いかもしれません。

編集部・アイはボトルを視界に入る位置に必ず置いておき、集中力が切れたタイミング(ボトルを認識できたタイミング)で口いっぱいに2杯飲むようにしています。ちなみに、水をたっぷりと飲む生活をしていると、肌も柔らかくなりますよ!

②お風呂前に30分、軽い筋トレやストレッチをする

冒頭でお伝えした、「不要なものを削り、必要なものがしっかりと巡る状態を作り、身体が本来持つ力を引き出す」ために必要なものといえば、水分に次いで運動。運動不足は美の大敵です。

筋肉は、血液を全身へ送り出すポンプのような役割を担っています。そしてその血液は、酸素や栄養素などを身体中に届けるほか、二酸化炭素や老廃物を運び出す機能を持っています。つまり、身体の内側をしっかりと巡らせるには、筋肉が不可欠なのです。

オススメは、背中やお尻などの大きな筋肉を鍛えること。代謝が上がり、体内の巡りが良くなるだけでなく、身体のラインの変化も感じやすいからです。

ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。

③最低20分、お風呂へゆっくり浸かる

筋トレや軽い運動をしたら、20分はお風呂へ浸かりましょう。

多忙な現代女性の中にはシャワーだけで済ませる人もいますが、身体が温まりきらなかったり、交感神経が優位なままで入眠することになったり、老廃物を排出しきれなかったりと、デメリットのほうが多いもの。

また、運動後に湯船に浸かり、しっかりと毛穴を開いてから洗い流さないと、汗や皮脂汚れが毛穴詰まりの原因となることもあります。

汗をかいて老廃物を流しやすい夏場こそ、運動と20分の入浴をセットにして、巡りの良い身体の土台を作りましょう!もちろん、水分補給も忘れずに。運動後にプロテインを飲んで、ゆったりと湯船に浸かるのも良いですね。

④新しい美容液を買うよりもまず「落とす」

汗や皮脂汚れ、日焼けを完全に防ぐ刺激の強い日焼け止めなど、夏の私たちの顔の上は「落とさなければならないもの」がいっぱい

綺麗になりたいと思うと、どうしても“新作のコスメ”や“流行りの美容医療”に目が向きがちですが、最初に見直すべきは「落とすべきものを確実に落とせているか」ではないでしょうか?

クレンジングを行う際の理想は、バスルームに入る前に洗面所で行うこと。それが難しい場合には、バスルームに入ってすぐクレンジングを行いましょう。

乾いた肌にクレンジング剤を馴染ませ、メイクを浮かせたら、少量の水を手にとって肌の上を優しくクルクルと撫でていきます。全体が白っぽく濁り、指の感触が軽くなったらしっかりと洗い流しましょう。

クレンジングでは、この「乳化」の作業が最も重要。乳化できていない=メイクが落ちていない証拠なので、面倒でも時間をかけて行ってくださいね。

⑤寝る前にベッドで10分、ジャーナリングをする

皆さんは、朝気持ちよく起きられていますか?1日をしっかりと終えて、気持ちよくベッドに入れていますか?モヤモヤに支配されていたり、本音を溜め込んでいたりはしませんか?

心と身体は連動しているので、心の中にモヤモヤや誰にも言えない本音を溜め込んだままでいると、身体にも悪い影響が出てしまいます。運動や趣味でうまく発散できない場合には、ぜひ「ジャーナリング」を試してみてください。

寝る前に10分だけと決めて、心の中や頭の中にあるものをすべて書き出してみるのです。自分以外は見ないものなので、綺麗に書かなくてOK、人には言えないことも書いてOK。とにかくまずは、心の奥底に溜まったドロドロもすべて吐き出してしまいましょう。

自分も知らなかった本音が見えてきたり、解決の糸口に気がついたりするかもしれません。ジャーナリングの具体的なやり方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

⑥食事の最初にまず食物繊維を食べる

お腹が空いて炭水化物をかきこんだら、食べ終わってから強い睡魔に襲われて仕事に集中できなくなった……という経験、ありませんか?

これは「血糖値スパイク」と呼ばれる現象。炭水化物(糖質)を一気に食べることで血糖値が急激に上昇、その後に急激に下降し、強い眠気や倦怠感などを引き起こします。繰り返すと将来的な糖尿病・動脈硬化のリスクが高まるほか、老化の原因になるとも言われています。

血糖値をスパイクさせるメリットは一つもないので、食事の際には野菜やタンパク質などから摂取しましょう。特にオススメなのは、もずくやわかめ、サラダ、きのこ類などの食物繊維です。

食物繊維は、食後の血糖値の急な上昇を抑える助けになるとされており、腸内環境も整えてくれます。納豆やヨーグルト、味噌などの発酵食品と組み合わせて「腸活」を始めるのも◎

時間がある週末に!心身をリセットする4つの習慣

①週末または2〜3日おきに、顔や身体の角質をケアする

顔も身体も、肌の乾燥やターンオーバーの乱れ、刺激や摩擦によって、角質が溜まっていきます。

すると肌がゴワゴワしたり、スキンケアが馴染みにくくなったり、その効果を感じにくくなったりするんです。良い美容液を使っても吸収しきれないのではもったいないですよね。

そこで、週に1〜2回程度は顔と身体の角質ケアを行いましょう。

角質が気になるからと言って頻度高く行うと、かえって肌に負担です。敏感肌の人や、顔の刺激が強すぎないかが心配な人は、優しい使い心地のスクラブやピーリングジェルから。自分の肌と相談しながら始めてみてください。

また、頭皮も同様です。汗や皮脂が溜まり、頭皮環境が悪くなりやすい夏だけでも、「頭皮用スクラブ」を使ってみても良いかもしれません。いつも使っているシャンプーでは落としきれない古い角質や毛穴詰まりをスッキリ落とせば、頭皮の臭いも気にならなくなるはず。

②土曜日の朝15分で、1週間の生活を振り返る

週末休みの方は、土曜日に昼過ぎまで寝てしまうことを防ぐためにも、「土曜朝早く起きて15分間振り返りをする」「そのあとはお気に入りのカフェに行く」と決めてしまうのはいかがでしょうか?(これも習慣づけに良いテクニックです)

今回ご紹介している「身体の内側を巡らせる習慣」のほか、読書や勉強、朝から晩までの過ごし方など、理想に対してどのくらいできたのか、できた/できていないの理由、やってみた体感、次の1週間はどうするかを書き出してみてください。

「巡りが良い」状態は、「心身が気持ちいい・心地いい」状態です。無理がなく、力んでおらず、不要なものを必要なものが自然と循環できている状態。

ですからこのような振り返りも、肩肘張って完璧に行わなくて良いのです。学校のテストではありませんし、誰かがあなたを採点しているわけでもありません。自分がリラックスできる環境で、書き出しやすい方法で、始めてみましょう。

③少なくとも30分は、身の回りのモノを巡らせるために使う

身体の内側の不要なものを削り、必要なものがしっかりと巡る状態を作り、身体が本来持つ力を引き出すには、身の回りのモノを巡らせることも重要。

「なんとなく気分が悪い」「やる気が出ない」の本当の原因は、部屋の床にモノが散乱して片付けが追いついていなかったり、洗濯物が溜まっていたり、もう着ない服を捨てられずにいるからかもしれません。

身体を動かしてそれらを片付け、家の中の空気をも巡らせている間に、気持ちが楽になる場合もあります。

週末の少なくとも30分は、窓を開けて風を巡らせたり、寝具の洗濯や水回りの掃除をしたり、増えすぎたモノを手放すための仕分けをしたりと、身の回りのモノを巡らせることに使ってみてください。

④今不要なことを「やめる日」を作る

不要なものを削り、必要なものがしっかりと巡る状態を作り、身体が本来持つ力を引き出す。そのために、あえて「やめる日」を作る。これは編集部・アイが最もオススメするアクションです。

たとえば、何となく続けていたことを思い切って3日間だけ休んでみる。毎日何気なく開いているSNS、惰性で続けているゲームや動画、自分とは合わないなと感じながらも身を置いている場所。そこから離れてみるのです。

もちろん、どれも悪いものではありません。でも距離を置いてみると「なくても困らない」「その時間で本を読めた」「夜ぐっすり眠れた」「人と比較する時間が減って心が穏やかになった」などと、より今の自分に合う選択に気づけることも多いもの。

特にPoco’ce世代の働く女性は、仕事で責任ある立場を任されることが増えたり、ライフステージの変化に伴って自分の生き方を変えざるを得なかったりと、日々選択に追われ、疲れを溜め込んでいます。

だからこそ、今不要なこと・ものを一時的に手放し、今の自分に必要な時間を確保して欲しいのです。

10の習慣で、自分が本来持つ美しさを引き出そう

「足すこと」だけでなく、不要なものを削って必要なものが巡る状態を作り、身体が本来持つ力を引き出すことも、美容のアプローチの一つ。

今回ご紹介したアクションは、こまめな水分補給や入浴、そして週末のリセット時間など、どれも今日から始められるものばかり。

この夏は、自分の身体と丁寧に向き合いながら、内側から土台を整え直してみましょう!

編集部・アイ

人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

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