
続かない理由は、意志や根性ではない!やりたいことを続ける5つの時間術【後編】
Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】
やりたいことはたくさんあるけれど「時間がない」が口癖になっている人、つい後回しにしてしまう人に向けて、前回は自分の時間を作る5つの時間術をご紹介しました。
日々の時間の使い方を見直せば、仕事や家事育児で忙しいPoco’ce世代の女性たちも「自分のための時間」を作ることができます。
しかしここで新たに問題となるのが、継続できないこと。やりたいことのため、自分をケアするための時間を作っても、継続できないと悩む人もいるでしょう。
そこで今回は、前回作った自分時間を「続けるための5つの時間術」をご紹介します!
やりたいことが続かない理由は、意志や根性ではない

『「やりたいけど時間がない」は今日で終わり。自分時間を作る時間術【前編】』を読んで時間を作れるようになっても、「続かない」という壁にぶつかる人は少なくありません。
たとえば、最初の3日は難なく続けられたのに、いつの間にか元の生活に戻ってしまった。新しい参考書を買って満足してしまった。ジムに入会したものの、通わなくなってしまった。
そんな経験があると、「私は三日坊主だから」「意志が弱いから続かないんだ」と思ってしまいがち。
でも実は、続く人と続かない人の違いは意志の強さや根性の有無ではありません。違うのは「続けやすい仕組み」を作っているかどうかです。
習慣とはつまり、気合を入れて頑張らなくても続いてしまう状態を作ること。
次の章からは、やりたいことや自分のための時間を「続けていく」ための5つの時間術をご紹介します。
やりたいことを続ける、5つの時間術
① いつどんな時も5分だけはやる、と決める

新しいことを始めて習慣づけようとする時、多くの人は最初から理想を高く設定します。たとえば、毎日1時間は英語を勉強する、仕事帰りに30分ランニングする、などのように。
しかし高すぎる理想は、「今日は疲れたから無理」「時間がないから明日にしよう」という後回しやスキップを招きます。それが何日も続けば、もうやらなくていい、どうせ自分には無理、に繋がってしまうのです。
意外かもしれませんが、多くの人が苦労しているのは、1時間勉強することや30分走ることではなく、「重い腰を上げて準備をすること」。
だからこそ、いつどんな時も5分だけはやる、というルールが継続に効きます。
たとえば英語なら、NHK英会話アプリを開いて5分間聴いてみる。読書なら今読みたい本を選び5ページだけ読んでみる。筋トレならスクワットを10回だけやってみる。
不思議なことに、人は一度始めると止まりません。5分だけのつもりが20分勉強していた、1時間経っていた、という経験は誰にでもあるでしょう。つまり、始めるハードルが1番高いのです。
もちろん、予定通り5分で終わってもOK。やりたいことを続ける、その習慣を作る上でまず大切なのは、たくさんやることではなく「まったくやらない日を作らないこと」ですから。
② やる気に頼らず、始めるまでが楽な環境を作る

やる気が出ない日は誰にでもありますよね。だからこそ、習慣を「やる気」に頼ってしまうと、忙しい社会人はなかなか続きません。
なんらかの習慣を長く続けている人は、やる気や気合、根性といったものをあてにせず、「環境」を必ず整えています。
たとえば資格勉強を習慣にしたいなら、参考書やノートを毎回しまわず、デスクに開いておいておく。健康的な食事を続けたいなら、お菓子やお酒などの嗜好品の代わりに、冷凍野菜や冷凍魚を常備しておく。
朝ウォーキングをしたいなら、前日の夜にウェアを枕元に、スニーカーを玄関に準備しておく。筋トレを続けたいなら、ダンベルやヨガマットを毎日目に入る場所へ置いておく。
こうした工夫は一見すると小さいですが、「始めるまでの手間」を減らすと人は継続しやすくなります。逆に始めるまでの工程が多いと、面倒に感じたりやるかどうか迷う瞬間ができたりして続きません。
ですから、何かを習慣づけたい人は、始めるまでを楽にする環境作りに着手してみましょう。
③ 新しい習慣は、今ある習慣の後に付けて負担を減らす

毎日続けようと決めても、数日経つと忘れてしまう。これは意志ややる気では解決できません。
たくさんのことを考えて決断する日々の中で、まだ習慣化できていないことを「今日もあれをやらなきゃ」と毎日思い出すことは、ほぼ不可能と言っていいでしょう。
そこでオススメなのが、すでにある習慣の後に新しい習慣をくっつける方法です。
「あ〜習慣化の方法でよく挙げられるやつね」と甘く見ないでくださいね!三日坊主だった編集部・アイは、この方法で語学や筋トレを毎日続けられるようになりました。
たとえば、朝起きたら歯磨きや身支度をしながら英会話を聞く。お風呂を溜めている間に筋トレをする。寝る前のストレッチ後に読書を10分する。
編集部・アイは朝起きたらすぐにイヤホンをつけて、歯を磨いたり掃除機をかけたりしながらNHK英会話を聴いています。
このように「◯◯したら△△する」という形にすると、やることを思い出す負担が減り、新しい習慣を身につけやすくなるのです。
もし、今の習慣に付け足す方法がうまくいかないなら、朝や夜の時間の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。
朝起きてから家を出るまで、帰宅してから寝るまでの流れを紙に書き出し、今ある習慣の順番を組み替えてみると、自分に合った続け方が見つかるかもしれません。
④ やるべきことを、朝一番に終わらせる

『「やりたいけど時間がない」は今日で終わり。自分時間を作る時間術【前編】』では、「朝20分の時間を作ろう」とお伝えしました。これは、やりたいことのために時間を作るという点だけでなく、それを続ける上でも有効なのです。
頭が冴えていて時間に追われていない朝と、身も心も疲れ切っている夜では、どちらが新しい習慣の継続に向いているでしょうか?多くの人の答えは朝ですよね。
夜は急な仕事が入ったり食事に誘われたりと、1日の中で最も予定が崩れやすいだけでなく、疲れで「今日は休んで明日やろう」と思いやすいもの。
やると決めたことをできなかった、やらなかったという事実があると、心身が休まらず、結果的に翌日以降まで疲れが残ってしまうこともあります。これでは本末転倒です。
一方で朝に30分早く起き、自分のためだけの時間として確保すれば、やると決めたことを継続できるほか、「やるべきことがすでに終わっている」という事実によって気持ちよく1日を過ごせます。夜もしっかりと休めるでしょう。
ですから、本当にやりたいこと・身につけたい習慣ほど、朝一番に終わらせてしまうのがオススメです。
⑤ できた日を記録して自分を励ます

現代はカレンダーや手帳の他にも、習慣管理アプリが多数あります。ですが、それに記録して何の効果があるの?と疑問を抱いている人もいるかもしれません。
実は人は、目に見える変化があると続けるモチベーションが高まりやすい、と言われています。
また、継続が目に見えると疲れている日や面倒な日も「ここまで続けたんだから、少しでもいいからやらないと」と自分を鼓舞でき、継続をむしろ止められなくなるのです。
記録そのものが面倒だと本末転倒なので、綺麗さや細かさを求めず、時間をかけない方法で行いましょう。手帳に丸をする、一言メモをするだけでもいいですし、習慣管理アプリでは「チェック」を押すだけの仕様も多いです。
今日から、5分しかできない日でも堂々と記録して、それを3日、1週間、1ヶ月と続けてみてください。
「忙しくてもこんなに続けられたのだ、自分は前に進めているのだ」という目に見える証は、必ずあなたの習慣化を後押ししてくれますよ。
気合と根性は不要!時間術を活用して「やりたいこと」を続けよう

自分のための時間を作れても、それを毎日続けるのは意外と難しいもの。でも続かないのは、あなたの意志が弱いからでも、根性がないからでもありません。
「毎日5分だけやる」「始めるまでの手間を省いておく」「朝一番に終わらせる」など、気合や根性に頼らなくても自然と行動できる仕組みを作れば、継続することはたやすくなります。
自分にはどうせできないと諦めず、少しでもできた日を記録して自分を褒めたり、どうしたら楽に続けられるかを工夫したりしながら、「やりたいこと」を続けていきましょうね!
編集部・アイ
人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

