
頑張り続けるなんて無理。忙しい現代女性へ贈る、努力不要の「仕組み化美容」
Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】
「美しくいたい、でも時間がない。」
これは、仕事や家事・育児、キャリアアップのための勉強など、日々忙しく生きる現代女性の多くが感じていることではないでしょうか。
「どんなに忙しくても、時間や体力を理由にしたくない。美容だって頑張りたい。」
そう自分を鼓舞して、大切にしたいものを全部抱えて必死に走り続けてきたけれど、大好きなはずの美容に疲れていると気づいてしまった。そんな女性もいらっしゃるかもしれません。
さて今回は頑張り屋なあなたへ、意志力や根性に頼らずとも美しさをキープできる「仕組み化美容」をご提案します!
努力し続けなければ成り立たない、には必ず限界が来る

仕事や家事・育児、キャリアアップのための勉強など、すべての役割や責任を高い水準で果たそうと努力している現代女性は多いです。先行き不透明で変化の激しい時代だからこそ、「将来どうなるか分からないから今頑張らなくては」と自分に厳しく生きている方もいるでしょう。
そんなふうに、私たちはすでに十分頑張っています。
それなのに、使える時間が限られているにも関わらず、美容までも「追加の努力」として課し続けるのは、心身にとってあまりにも重荷ではないでしょうか?
実は、働く女性の8割以上が日々忙しさを感じており、美容にかけたい理想の時間と実際にかけられている時間には、約3倍もの差があることがわかっています。
この理想と現実のギャップこそ、心の疲れの大きな原因。
どんなに美容が好きでも、時間に追われる中で完璧を求めたり追加タスクを増やしすぎてしまうと、楽しいはずが“義務”に変わり、「好きなのに疲れる」状態になってしまいます。
時間や体力が限られている以上、自分の身を削って努力し続ける方法には、必ず限界が来るのです。
美しくいるための努力は素晴らしいですが、まず何よりも大切なのは、美容はもちろん、仕事や家事育児、キャリアアップなどすべての土台となる健康。
心身の健やかさを保ちながら、自分の身を削らずに美しさをキープできる仕組みを作ることができれば、心身の余裕や美容の喜びも取り戻せるはずです。
忙しい現代女性が陥りやすい、“美容のジレンマ”

具体的な「仕組み化美容」の前に、現代女性が陥りやすい“美容のジレンマ”を見ていきましょう。
美容だって頑張りたい。でも時間がないし、大好きなはずの美容でさえ疲れてしまう。そんな現代女性の背景には、30歳前後のライフステージの変化や、30代後半に直面する心身の変化もあります。
生き方・働き方の幅が広がっている現代でも、30歳前後にライフステージが変化する女性は多いもの。
結婚や妊娠・出産を経て「独身時代のような生活はもうできない」「美容含め自分に使える時間が圧倒的に減った」と感じる方だけでなく、早めの介護が訪れる方もいるでしょう。同時に、30代後半からは心身の疲れ・肌の老化を感じやすくなり始めます。
その疲れの一番の原因として考えられるのは、仕事や家庭での「やるべきこと」が増えること。
つまり今の心身の疲れや肌のサインは、個人の努力不足というよりも、社会的な重圧と役割負荷の増大(それによって時間に追われる)という構造的な問題が引き起こしている可能性があるのです。
にも関わらず、他の人からの評価や完璧であることを気にしすぎて外見(メイクなど)を重視し、その時間を「1秒でも短縮したい」と努力する。これは、美容が自分のための時間ではなく、義務や負担となっている証拠とも言えます。(これを編集部・アイは“美容のジレンマ”と呼んでいます)
努力は不要。編集部が実際に試した「仕組み化美容」
皆さんもすでにご経験の通り、仕事も家事育児も美容も、すべてを「頑張り続ける」のはほぼ不可能。限られたリソースの中で成果を得るには、意志力や根性に頼るのをやめて、自動的に回る「仕組み」を作ることが大切です。
この章では、編集部・アイが試行錯誤しながら実際に試して効果を感じた「仕組み化美容」のアイディアをご紹介。
心身の健やかさを最優先に考え、自分の身を削らずに美しさをキープしていきましょう!
①成果を得られる「もっと楽な方法」に替える

今回の記事で何度もお伝えしている通り、とにかく現代女性には時間がありません。
「家事」と一括りで言っても、調理やお風呂掃除などの目に見えやすい大きなタスクだけでなく、三角コーナーのお手入れや家中のゴミ集め、冷蔵庫や日用品の在庫管理・補充など、小さなタスクは山盛り。
そういった日々のさまざまなタスクを同時進行しつつ、美容に無理して手間をかけようとすると、スケジュールや心身のバランスにどうしても歪みが生じます。
そこで、現時点で一番の優先順位が「美容」でない限りは、まず成果を得られる「もっと楽な方法」に替えてしまうことを強くオススメします。
たとえば……
- お風呂上がりにしっかりと顔の保湿をしたい。でも家事や育児に忙しく、スキンケアに時間をかけられない。
- →ならば、厚めで高保湿のパックを常備・すぐに取り出せる場所に置き、パックをしながら家事・育児ができるようにする。
- 美容のために運動習慣を身につけたい。でも1日の中に「運動のための時間」は作れない。
- →ならば、歯磨き中にふくらはぎを伸ばす程度の「絶対にできるレベル」から始める。
意志力や根性に頼らず、無理を自分に強いるのもやめて、他の優先順位の高いタスクと効率よく同時進行できる「もっと楽な方法」を探していきましょう。
②“ながら”でインナーケアを叶える

美しさの土台は、日々身体の中に取り入れるもの(食事)から作られます。
特に老化の原因の一つとされる「血糖値の急上昇」をゆるやかにすることは、美しくあり続けるうえで非常に大切。でも、そのために意志力や根性は必要ありません。
たとえば、1週間の食事の買い出しの際に3パック入りのもずくを2つ買ってきて、冷蔵庫の1番前に並べておき、毎朝の朝食前に1パック食べる。この形ならたくさんの時間も、意志力や根性も不要。努力せずに美しくあり続けられて、自己肯定感が下がることもありません。
上記の他にも、編集部・アイがオススメする「ながらで叶うインナーケア」をご紹介します。
- 毎日飲むサプリメントは、週末に小分けにして、朝食時に必ず目につく場所に置いておく
- 忙しい日の昼食時にサッと飲めるよう、インナーケアのドリンクやサプリメントを必ずバッグに入れておく(週末に在庫を確認・補充する)
- 飲み合わせの効果が高いものを同じボトルに混ぜて入れておき、運動後や睡眠前に1杯飲む(例:コラーゲンペプチドとプロテインなど)
- 朝起きたらすぐに大きな鍋で白湯を沸かし(その間に準備をし)、その日に飲む白湯を複数のボトルに分けておく
③スマホの悪習慣から離れて時間を生み出す、3つの仕組み

「睡眠不足」と「情報過多による脳疲労」は、現代女性にとって最も強い敵と言えるかもしれません。
特に、朝起きてすぐにスマホやSNSを見る癖は、起き抜けのクリアな脳を情報でいっぱいにし、その日の集中力とエネルギーを奪ってしまいます。しかし、この悪循環を止めるにも、努力は必要ありません。
人間には、何かをしたいときに小さな「面倒」があると、やる気が削がれてしまう性質があります。この性質を逆手に取って、強制的に行動を変えてしまいましょう。
さまざまな方法を試してきた編集部・アイのオススメは、以下の3つです。
- スマホの「集中モード」の活用
- SNSのスマホアプリをアンインストール
- リマインダーの活用
まず、スマホに集中モードを設定すると、設定時に許可していないアプリを開く際にアラートが出るため、踏み止まりやすいです。
- 集中モードの設定方法
- モードが自動的にオンになる時間を設定し、非通知になると困るアプリのみ残し、その他SNSなどの通知をオフにする(簡単には開けないようにする)。
それでもSNSを無意識に開いてしまう方は、スマホからはログアウト&アプリをアンインストールし、自分のPCからのみログインできるようにしましょう。高確率でSNS依存から脱却できるはずです。
朝起きてすぐSNSを見ていたけれど、集中モードやアンインストールを試したら時間を持て余してしまうようになった……。そんな方には、朝時間を有意義に使うためのリマインダー活用がオススメ。
たとえば、社会人兼大学生である編集部・アイが毎朝「時間指定・繰り返し」設定でリマインドしているのは、
- 食前にもずくを飲む
- 白湯を沸かす間に準備
- 15分ウォーキングorピラティス
- 30分大学の勉強
など。ポイントは、場所や時間と合わせて具体的にタスクを明記すること。これにより、「やるかどうか」を悩むことも「面倒だな」と思う隙もなくなり、すぐに動き出せます。
個人的には、白湯を沸かす間の20分で、ゲームのようにタイムアタック式に1日の準備をするのが楽しいです。(ただし、コンロをお使いの方は安全にご注意ください)
また、前日の夜に翌日のタスクを入れておき、朝の間に一つでも多く消化してチェックを入れられると、気持ちよく1日をスタートできます。
仕組み化で、自分の身を削らずにもっと美しく。

「美しくいたいけれど、続けられない」「美容が大好きなはずなのに疲れる」というあなたは、決して努力不足ではありません。忙しい現代女性が抱える心身の疲れや美容のジレンマは、個人の問題というよりも社会の構造的な問題が原因であることも多いからです。
すべてを“義務”として抱え込むのは、もうやめましょう。
大切なのは、意志力や根性に頼らず、自分の身を削らずに美しさをキープできる「仕組み」を作ること。
無理をせずとも回る「仕組み」があれば、すべての土台となる心身の健康が整い、美容も“義務”から“楽しみ”へと戻っていくはずです。
編集部・アイ
人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

