
AI活用診断つき!作業を任せて「人生の質」を変える3つのステップ
Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】
キャリアにプライベート、そして自分磨き。毎日を一生懸命に駆け抜ける私たちにとって、一番の悩みは「時間不足」ですよね。新しいことに挑戦したくても、日々のタスクに追われて心まで削られてしまっている方も多いでしょう。
そんなあなたに今こそ提案したいのが、AIの活用です。
「AIを仕事に使うなんて、自分のスキルにならないのでは?」「ズルをしているみたい」と不安に思う必要はまったくありません。なぜなら、AIは仕事を奪う敵ではなく、人間の繊細な感性を忙殺から守り、自由な時間を生み出す最強のパートナーになり得るから。
作業はAIに任せ、私たちは人間だからこそできる表現や対話に集中する。そんな「しなやかな自立」を叶えるAI活用術を、診断を交えて紐解いていきましょう!
AIを使いこなすべき最大の理由は「時間の質」が変わること

私たちが今、AIを使いこなすべき最大の理由は、それが「時間の質」を劇的に変えてくれるからです。
たとえば「人生をもっと豊かにしたい」と思ってライティングの副業を始めたとしても、かつてはリサーチに数時間を費やし、構成案に悩み、慣れない作業に四苦八苦するのが当たり前。収入が増えた一方で自由な時間が減り、「人生は本当に豊かになったのか?」と悩んだ人もたくさんいたでしょう。
しかし現代では、“作業”と呼ばれる単純なタスクをAIに任せることで、「価値判断」や「最後の仕上げ」という人間にしかできない業務にエネルギーを注げるだけでなく、収入を増やしながら自由な時間をも増やすことが可能になってきています。
AI活用で生まれた時間や増えた収入を、さらなる自己投資に充ててもよし。徹底的なリフレッシュに充ててもよし。大切な人に会う機会を増やしたり、知らない街に出かける頻度を増やすのも良いですね。つまり「人生をもっと豊かにする」ことができるようになるのです。
あなたは3つのどのタイプ?好き・得意を軸にしたAI活用診断

前の章では「AIを活用すべき理由」についてご紹介しましたが、実際に仕事や副業、普段の生活にどう活かすべきか悩んでいる方もいるはずです。
そこで、あなたの「好き」や「得意」を軸にしたAIの活用方法を知るために、簡易的な診断をしてみましょう。以下の3つの文章をすべて読み、最も当てはまるものを直感で選んでみてください。
- SNSを見ていて、つい長文のキャプションを読んでしまったり、自分でも何か書きたいと思ったりすることが多い
- 素敵なインテリアや美しい風景写真を見つけると、保存せずにはいられない、あるいは色使いや配置のバランスが気になる
- 友人から「あなたに話すと整理される」「いつも相談に乗ってくれてありがとう」と言われることが多い
選び終わりましたか? では選んだ数字から、あなたのタイプを見ていきましょう。次の章では、各タイプごとのAI活用方法をご紹介します。
- 「1」が最も当てはまる人:表現者タイプ
- 「2」が最も当てはまる人:キュレータータイプ
- 「3」が最も当てはまる人:アドバイザータイプ
①表現者タイプ:AIを「構成作家」として活用する

文章を書くことが好き、あるいはSNSで発信することが得意な【表現者タイプ】の方にオススメなAIの活用方法は、構成作家。
今の時代、コンテンツ作成のニーズは至る所にあります。たとえば副業で、企業のSNS運用代行やライティングを行うとしても、リサーチから企画、構成、執筆、編集、加えて制作の進行管理などをすべて一人で抱えるのはあまりにも大変。
そこで、AIの「構成作家」の出番です。
たとえば、メディア戦略やターゲットといった前提情報を伝えた上で、これから流行りそうなネタをリサーチ・自分が書きたいネタに沿った企画を立案してもらう。そこからいくつかの企画をあなたがピックアップし、適切な構成を考案してもらう。
このようにAIにリサーチから構成までをサポートしてもらうことで、「何をどのような順で書くか」に悩むストレスから解放されると共に、執筆スピードは格段に速くなります。結果として、複数の案件を抱えてもプライベートを犠牲にせずに、安定した収入を得やすくなるのです。
AIの活用に慣れてきたら、トンマナ(文章やデザインに一貫性を持たせるためのルール)を伝え、執筆までもを依頼するのも良いですね。AI特有の少し硬い表現が含まれてしまっていたら、編集時に修正しましょう。
②キュレータータイプ:画像生成AIでクリエイティブなモノづくりをする

特別なスキルはなくても、美しいものを選ぶ目には自信がある。そんな【キュレータータイプ】の方にピッタリなのは、画像生成AIを活用したクリエイティブなモノづくり。
たとえばMidjourneyやAdobe Fireflyなどのツールを使えば、絵が描けなくても「想像力」と言葉の「ディレクション」だけで、美しいアートや画像を生み出すことができます。
ポイントは、生成された画像の中からより最適なもの・あなたの審美眼に適うものを選び、必要に応じて微調整を行うこと。この過程にこそ、あなたのキュレート力が光るはず。
「こんな画像が欲しいけど、フリー素材を探しても見つからないな……」と困ったら、すでに世の中にあるものから探すのではなく、自分で作り出してみましょう!
③アドバイザータイプ:AIを「リサーチアシスタント」とする

人の悩みを聞くのが得意、あるいは本業で培った専門知識がある【アドバイザータイプ】の方にとって、AIは「究極のリサーチアシスタント」になります。
特に、仕事や副業におけるコーチングやコンサルティング、あるいは特定分野(キャリア相談、整理収納アドバイス、離乳食相談など)の個人面談において、AIを活用することで提供するサービスの質を圧倒的に高めることができるでしょう。
この場合、まず前提として個人情報を伏せる必要がありますのでご注意ください。AIの初期設定によっては「学習されてしまう」「情報が公開されてしまう」場合もありますので、先に設定を確認しておきましょう。
実際にAIを活用する際には、たとえばクライアントの自己分析のメモを読み込ませ、AIに「本人も気づいていない強み」を抽出してもらい、その“視点”を踏まえた上で対話を行うと、新しい発見があるかもしれません。
知識のリサーチや整理、分析をAIに任せることで、あなたはクライアントの表情の変化や、言葉の裏にある真のニーズを汲み取るという「人間にしかできないタスク」に全力を注げるのです。
AI活用に抵抗を感じてもOK!今この瞬間からできる、AI活用3つのステップ

変化は時に恐ろしいもの。「よし、AIを仕事や日常に取り入れてみよう!」と思っても、これまで積み上げてきたやり方を変えること、新しい技術を取り入れることに抵抗を感じるとしたら、それは自然な反応です。
この章では、今この瞬間から取り入れられる、AIを活用するための具体的な3つのステップをご紹介します。
Step① 日常の「面倒」を1つだけAIに依頼してみる
仕事や副業での活用を視野に入れている方も、まずは以下のような日常の「面倒ごと」で練習しましょう。
- 今日の夜ご飯の献立作り
- 上司への少し気まずい報告メールの下書き
- 旅行のパッキングリスト作成
「今日の夜ご飯の献立作り」なら、電車を待つ間の5分を使って、スマホに入っているChatGPTやGeminiに「冷蔵庫に鶏肉とキャベツがある。30代女性が喜ぶ、ヘルシーで15分で作れるレシピを教えて」と聞いてみてください。
まずはこの「AIに聞く」という行為に慣れることが第一歩です。
Step② AIへの指示を“ディレクション”と捉え直す
Step①で想定した回答を得られなかった場合には、AIへの指示の仕方を見直してみましょう。
AIへの指示(プロンプト)は“命令”ではなく、優秀な部下や秘書への“ディレクション”と捉えてみてください。誰に向けて(ターゲット)・どんな目的で(ゴール)・どんな雰囲気で(トーン)などを具体的に伝えると、想定以上の回答が返ってくるはずです。
Step③ 浮いた時間で「自分を喜ばせること」をする
AIのおかげで作業が早く終わったら、その時間を「他の仕事」で埋めるよりも、まずは「自分を喜ばせること」をしましょう。たとえばゆっくりとお茶を飲む、読みたくて机の端に積んでいた本を少し読む、空気の入れ替えをする。
この「AIのおかげで生まれた自分だけの時間」の心地よさを身体で覚えることが、仕事や副業でAIを活用するモチベーションを高めてくれるはずです。
AIを活用して、“自分が本当に豊かになれる生き方”を見つけよう

AIの活用は効率化に繋がるだけでなく、「限りある自分の時間をどう使うか」「自分は何に感動し、誰を幸せにしたいか」を定期的に考える良い機会にもなります。
「すべて自分で完璧にやらなければ」という完璧主義や「ズルしているみたい」という迷いは横に置いて、まずは日常の小さな「面倒ごと」をAIに頼ることから始めてみませんか?
作業をAIに任せて生まれた余裕を、自分自身や大切な人、人間にしかない感性を育む時間に使う中で、きっとあなたも“自分が本当に豊かになれる生き方”が見えてくるはずです。
編集部・アイ
人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

