「レムリア」という、スピリチュアルの新しい価値観。“女性にしかできないこと”を追求しよう

パンデミックや経済不安、戦争やジェンダー問題など、様々な出来事に見舞われた数年。もう今までの価値観やルールでは対応しきれないのでは…。

そんな思いから、スピリチュアルな世界に注目した編集部。

今、トレンドとなる“新しい価値観”の創造のため、その指南書とも言える多くの書籍を出版している「レムリア・ルネッサンス」の市ノ沢あかねさんにお話を伺いました。

一般財団法人 レムリア・ルネッサンス
出版・セミナー事業部長
市ノ沢あかね

2007年、書店でレムリア・ルネッサンスの本と出合って感銘を受け、ボランティアで活動に参加するようになる。講演録等の書籍の編集のほか、講師の一人として「なでしこセミナー」の企画・運営等に携わる。一男二女の子育て中。

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女性と男性、それぞれの力それを合わせることによって理想の世界が作られていく

眞琴 まず、「レムリア・ルネッサンス」では膨大な数の書籍を発刊されていますが、そのほとんどの著者は、アマーリエさんとお聞きしました。アマーリエさんとは、どんな方なのですか?

市ノ沢 わかりやすい言葉で表現すると“チャネラー”です。アマーリエといっても本名は日本名で、残念ながらもう亡くなっているのですが、確かな霊能力があったことで注目されていた女性です。彼女は、1998年から、歴史上の偉人や大天使ミカエルなどの天上界にいる存在からのメッセージを伝えなさいと言われ、それらを降ろすようになったのですが、2004年からはそのメッセージがインターネット上で公開されるようになり、さらに2005年からは、書籍やCDを通じて多くの人に知られるようになりました。

あき どうして天上界からのメッセージにたくさんの人が関心を寄せているのでしょう?

市ノ沢 今を生きる私たちが知りたいこと、知るべき核心について語られているからではないでしょうか。歴史をさかのぼると、たとえばイエス・キリストや仏陀など、人類にとって心の拠り所となる教えを説いてきた方々が存在しますが、それでも人類は本来の生き方を見失いがちでした。実は、地球誕生から現在に至るまでの間に、いくつもの文明が興っては滅びています。それはなぜかというと、私たちが“目に見えない存在”そして〝本来の人生の目的”を十分に理解することができず、物質的な幸せだけにとらわれてきたことの反作用からです。しかし、それでは地球も人類も破滅へと向かう一方だと、天上界とアマーリエは警鐘を鳴らしているのです。

眞琴 ウクライナや北朝鮮の現状からもすごく納得できます。

市ノ沢 なぜそのようなことになるのかというと、これまでの歴史においては、男性主導の力で世の中を動かしてきたことにも原因があります。“力”とは、軍事力でもあり、お金や権力でもありますが、本来の発展や豊かさでなく、それらによって物質的な繁栄だけを、しかもエゴの思いで追い求め続けた結果、地球や人類は破滅に向かっていると言えます。また、その裏で女性たちが迫害され、本来の力を発揮できなかったことも原因のひとつですね。

真の男女平等とは、持って生まれた力を誰もが発揮できること

あき SDGsの目標のひとつにジェンダーの平等が掲げられていることからも、男女が対等ではないことがよくわかりますよね。

市ノ沢 そうですね。ただ、注意すべきは、女性と男性が同じことができるようになるのが良いかというと、決してそうではないということ。“ジェンダーフリー”という考え方ではなく、女性には女性、男性には男性にしかない役割が与えられているということに気づき、私たち女性がやるべきことは、“私たち女性にしかできないこと”を追求することです。なぜなら、男女の異なる力を合わせることで本来の理想の世界が作られていくからです。

眞琴 私の周りには自分の性的志向に悩んでいる人がいるのですが、LGBTQの人は、そこにどう関わっていけばいいのでしょう?

市ノ沢 LGBTQの方々も、それぞれに、生まれてきた理由や使命を持っています。たとえば、前世で女性として生きることを大事にできないまま一生を終えたことが原因で、今世は敢えて男性の体に生まれるという課題を設定し、計画してきている場合もありますし、その人にはその人が活かすべき役割があるとされています。また、元々、魂として男女両方の性質をあわせ持っている方も稀におられます。

あき それも、アマーリエさんが遺されたメッセージなのですか?

市ノ沢 そうです。私たち「レムリア・ルネッサンス」は、アマーリエを介して伝えられたメッセージを世界中の人に知ってもらうことで、地球や人類の未来を守ることを目的に活動しています。なかでも特に大切なのが、女性たちが本来の力を開花していくことです。

パートナーとの関係や不妊や子育ての悩みも、考え方次第で変わる

眞琴 確かに、持って生まれた力を発揮できていない女性は多いように感じます。男性と良好な関係を持てなかったり、結婚してもうまくいってなかったりする人もいますし、子どもの発達障害で悩んでいる人も…。振り回されてばかりで、がんじがらめになっているように見えます。

市ノ沢 パートナーや子どもに関する悩みを抱えている女性は、実際とても多いですね。他にも、不妊や不育で悩んでいる女性も多いです。しかし、子育てをしない人生を自分で選んできている場合もありますし、子どもができないという悩みを通して、自身の魂が大きく成長を遂げる人もいるのです。一方で、子どもを育てていても、子どもの個性を尊重できないことや、親子関係がよくないことに悩まされている女性も大勢います。“子どもは授かりもの”という言葉がありますが、自分に授かったのだからと、無意識に子どもを縛り付けてしまっているパターンもあります。しかし、子どもは授かりものではなくて“預かりもの”です。特に親子は、前世でも前々世でも関係が深かった場合が多く、かつては兄弟姉妹、或いは自分が子どもだったかもしれない。“現世での数十年間、親として私が預からせてもらっている”というのが事実なのです。そう思うと、自然とその子らしさを大事にしたくなりますし、子育てに対する考え方そのものも変わってきますよね。 

辛い経験を通して学び、女性としての役割も考えていってほしい

眞琴 確かに。考え方や意識を変えるだけで、すごく生きやすくなりそうですし、毎日の生活にハリが出て人生が豊かになりそうですね。

市ノ沢 育児が大変でキャリアアップが望めないことも、女性ならではの悩みですが、子育てから学ぶこともすごく大きいんですよ。親子の縁で、よくある理由のひとつとして、“前世でお世話になった人が、今世では自分の子どもとして生まれてくる”というパターンがあるのですが、母親になることで前世の恩返しができるなんてありがたいですよね。

あき “ありがたい”と思うだけでも、大変だと感じていたことに楽しく向き合えそうですね。

市ノ沢 生きていれば、ときには辛いことがあるのは誰しも同じだけれど、長い目で見たらその一つひとつが学びになっていますし、辛い経験をしたことで出来るようになることもたくさんあります。人の気持ちがわかるようになることもありますよね。そうした一つひとつの経験は、決して無駄ではないので、我慢するだけで終わってしまうのではなく、いろんな経験を通して自分がやるべきことを考えることで、少しずつでも変化を続けてほしいですし、女性としての役割についても考えていってもらえたらうれしいです。

眞琴 ありがとうございます。今日はためになるお話をたくさん聞けてうれしかったです。輪廻転生の考え方や、アマーリエさんのスピリチュアル・メッセージで、少し自分の価値基準が変わるような気がします。

あき 女性としての生き方や性にとらわれない役割といったお話にとても共感できて、スピリチュアルな世界をもっと知りたくなりました。『プロジェクト エデン』を読ませていただきます。

『プロジェクト エデン 地球の過去・現在・未来』

宇宙の記録庫である「アカシック・レコード」から見えた、地球創生と人類の歴史から未来までを記した一冊。

過去にいくつもの文明が興っては滅んだ理由や、ガイアから地球人へのメッセージ、現在進行中の地球シフトアップ計画の全貌までを網羅。

アマーリエから贈られた
全ての女性へのバイブル

目に見えない存在からの声を受け取ることができたアマーリエは、生前、講演会を通して多くの女性たちに、女性としての使命や、生まれてきた意味などを説いてきました。

その様子を記録したこのシリーズは、女性にとってのバイブルともいえます。

歴史上の人物だけでなく
宇宙からのメッセージも

全130巻の書籍とアマーリエの肉声を収録したCDで完結した、『スピリチュアルメッセージ集』(きれいねっと刊)。

歴史上の人物をはじめ、地球神霊や太陽神霊からもメッセージを受け取ることができた伝説の巫女・アマーリエを介して、天上界から降ろされたメッセージを記録。

2023年1月、3月には、セミナー・講演会を実施

2023年1月29日(日) 第17回なでしこセミナー(神田)
第1部「女性の本当の美しさとは?」 第2部「魂のパートナーって?」
第1部と第2部の合間には、妊活をテーマとした朗読劇も上演されます。

2023年3月12日(日) プロジェクト エデン発刊、スピリチュアルメッセージ集完結記念講演会
(文京シビックホール) 書籍ファンはもちろん、スピリチュアルへの見識を深めたい人にもおすすめです。

(一財)レムリア・ルネッサンス
新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ408
☎03-3355-8215
https://www.lmr.cc

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