2023年はどう生きる?“明想”の時間を取り入れて、“心の豊かさ”を育もう。愛光流 代表 山本清次

「この世のすべての生き物に豊かな生をまっとうしてもらいたい」という考えから、整体・風水・四柱推命などを通して人々の幸せや人生観を変えるきっかけを与える「愛光流(あいこうりゅう)」。

創始者である山本清次さんに2023年はどんな年になるのか、開運の鍵は? モデルのふたりがお話を伺いました。

2023年のイメージは霧の中。不安や恐怖を感じたときは、自分の内側に解決のヒントが

西野 2023年はどんな年になるのでしょう?

山本 暦の上では「兎年」ですが本来の干支で言うと「癸卯(みずのと・う)」という年になります。「癸」は、雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水を表しますが、イメージ的には霧がかった草原の中にいるといった感じ。信じていたものが見えなくなって不安を覚えたり、今まであったものがなくなってしまうのではないかと怖くなる人もいるかもしれません。

井上  2022年もコロナは終息しませんでしたし、物価高や円安など、心配事に溢れた年でしたが、2023年もまだ明るい年とは言えないんですか?

山本 はい、残念ながらそうなりますね。2023年は風水の「三元九運」(180年を20年ごとに分ける考え方)で言うと、第9運に入る最後の年。世界の流れは目まぐるしく変化すると思います。戦争への不安もさらに大きくなり、世界的に経済不安や食糧不足などの心配も。今以上に平和を渇望する年になると思います。

西野 そんな不安の中、希望の鍵はあるのでしょうか?

“瞑想から明想へ”自分が何を考えているのかを感じとる練習からはじめてみる

山本 2024年まで流れている第8運のときの流れでみると、その特徴は「指」でした。パソコンやスマホなど、指で操作するアイテムが鍵を握っていましたよね。それに変わって第9運の特徴は「目」。カメラの技術が優れてきて無人販売機が増えたりするかもしれません。

井上 バーチャルな世界が、より一層注目されるかもしれませんね。

山本 そうですね。でも一番大事なのは「何を見るか」です。

西野 難しいですね。何を見ればいいんでしょう?

山本 それは「心の豊かさ」です。欲しいものを問われたとき、車や宝石を思い浮かべる人もいるでしょう。でも、そういう外見的なことではなく、それを身につけた自分がどうしたいのか、中身を見ることが大切になってきます。

井上 心の豊かさ…。あまり意識したことがないかもしれません。

山本 そうでしょうか? 例えば、コロナが猛威を振るっていた時。今までのように海外旅行や外食ができず寂しい思いをした人はたくさんいらっしゃると思います。でも、だからこそささやかでも家族や友達と食事をしたときに幸せを感じませんでしたか? 

西野 確かに。家の家具を少し変えただけで気分が明るくなったりしました。

山本 そういう足元の幸せを見つけること。小さな幸せを見つける能力が、2023年は今以上に大事になってきます。例えばコーヒーを飲みたいときに、なんでもいいやではなくて、豆にこだわったり、お気に入りのカップで飲んでみたり。そんな小さな「ゆとり」を持つことが大切ですね。

井上 丁寧な生活を心がけるということですね。

山本 その通りです。不景気で気持ちも焦り、バタバタすることも増えるかもしれません。でも、そんなときこそあえて5分立ち止まって明想(瞑想)の時間を作ってみてはいかがでしょうか? 瞑想というと難しく捉えられがちですが、ただ目をつぶって自分が何を感じているのかを感じればいいのです。

井上 自分に何かを問う感じですか?

山本 いえいえ、何も考えなくていいんです。目を閉じて自然に湧いてきたものを書き留めるだけでも大丈夫。もし何も浮かんでこないようだったら、まずは自分の家の本棚を見るといいですね。本は自分が欲しいと思って手にしたものですよね? ということは、そこにあなたの趣味が凝縮されています。その中から自分が欲しいものを改めて見つめる。その時間がとても大切です。

西野 私は勧められて瞑想をしたことがありますが、どっちに進むべきかがわかる気がしてとても心が落ち着きました。

山本 とても素晴らしいことですね。

井上 2023年が霧の中のような年と聞いたときは不安になりましたが、先生のお話を聞いたら安心できました。先生の著書「瞑想から明想へ 〜真実の自分を発見する旅の終わり〜」も読ませていただききます。

山本 嬉しいですね。この本には、私の唱える“明想”のやり方をはじめ、必要な栄養学などについても書いてあります。講演会もありますので、ぜひ聴きにきてください。

山本清次

1977年大阪生まれ。幼少期に中国武術の師との出逢いから“氣の世界”に気づき、知花敏彦師に心と身体の関係を教わる。後に野口晴哉師の書籍に出逢い、野口氏の直弟子・岡島瑞徳師に整体を師事後、愛光流氣光整体代表として延べ18万人の身体を観察。また、「人を取り巻くすべてが健康に関係している」と考え、命理(四柱推命)、堪輿(風水)なども研究。これまでに1,800回以上講座を開講している。

Photo / Isamu Ebisawa  Text / Satoko Nemoto
Model / Airi Nishino, Honami Inoue

山本清次先生 出版記念講演会「瞑想から明想へ 〜真実の自分を発見する旅の終わり〜」

2023年1月中旬発刊
「瞑想から明想へ 〜真実の自分を発見する旅の終わり〜」
(山本清次著 現代書林刊)

明想は実にシンプル。
著者の唱える〝明想〟は、幸せを感じ取る感性を開花させる…。

Amazon 公式予約サイトにて予約受付中!

【大阪】
2023年3月11日(土)
受付/13:00〜 講演会/14:00〜 16:30
会場/TKPガーデンシティ大阪リバーサイドホテル バンケット6A(大阪府大阪市都島区中野町5-12-30)

【山口】
2023年4月8日(土)
受付/13:00〜 講演会/14:00〜 16:30
会場/KDDI維新ホール会議室201A(山口県山口市小郡令和1-1-1)

講演会申込専用サイト: https://karadatococoro.com/form

一般社団法人愛光流(講演会専用お問合せ先): aikouryuskk1139@gmail.com

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