砂を上に巻き上げている女性

挑戦や失敗が怖くても大丈夫。やりたいことは「今日から」始めよう

Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】

  • 新しいことに挑戦したい
  • 今の自分を変えたい
  • 始めた方がいいことは、頭では理解している

そう思いながらも行動に移せずに自己嫌悪したり、失敗が怖くて諦めたりしたことはありませんか?

でも、その反応は「正常」です。

今回は、挑戦や失敗が怖いと感じる心理学的な理由や、今日から1歩を踏み出すためのアクション、そして勇気が出るマインドセットをご紹介します。読み終える頃には、「怖いけど、試しに今日からやってみようかな!」と思えるはずです。

挑戦や失敗が怖いと感じる、主な3つの理由

プラットフォームに立っている女性

①脳は変化を「危険」とみなすから

私たちの脳は生存を最優先するため、未知の環境や変化を「危険かもしれない」と判断し、避けようとする本能が働きます。これを心理学でいう『現状維持バイアス』です。

たとえば転職や引っ越し、結婚、新しい趣味のスタートなど、ワクワクするはずの出来事を前にして、心が不安定になった経験はありませんか?

それは、未知の環境や変化(=危険)を感じ取った脳が「やめておいたほうが安全」と避けようとしているから起こること。

本能という、私たちの意志ではコントロールできないものが、成長やチャンスの足かせになることもあるのです。

②失敗したくない、失いたくないから

挑戦することへの恐怖を深掘りしてみると、「うまくいかないかも」「時間やお金を無駄にするかも」「恥をかくかも」という、失敗への恐怖・失うことへの不安が根底にあるケースが多いです。

そもそも人は、ポジティブな結果よりもネガティブな結果を強く想像する傾向があります。

しかし実際には、失敗から得られる経験や人脈、スキルは大きく、挑戦しないままでいる方が長期的に見ると「損失」になることも少なくはありません。

③完璧を追い求めすぎているから

「やるからには完璧に」という姿勢は、一見ストイックで良いことのように思えますよね。でも、完璧主義は挑戦のハードルを必要以上に高くしてしまいます。

また、「もう少し準備してから……」「もう少しお金が貯まったら……」のように、準備不足や完璧でないことを理由に挑戦を先送りにしたことのある人は多いでしょう。

でも、その間にチャンスを逃してしまっていたかもしれません。

後ほどくわしくご紹介しますが、「7割の準備で始めて走りながら調整する」方が結果的に成長は早くなります。

必ずあなたも“挑戦”できる。今日からできる、5つのアクション

机の上に置かれたノートや携帯

①まずは、最悪のシナリオを書き出してみよう

「漠然とした不安」があまりにも大きいなら、まず【最悪のシナリオを書き出す】ことから始めましょう。

たとえば副業を始めたい時は、「売上がゼロで終わる」「時間を無駄にする」など自分にとっての最悪の結果を具体的に紙に書き出します。すると、「本業があるから生活は続けられる」「経験としては残る」と気づくことが多いもの。

「失敗しても命までは取られない」と分かると、挑戦へのハードルが下がり、1歩を踏み出しやすくなります。また、不安を可視化・具体化することで、現実的な対策も立てやすくなりますよね。

②行動を分解して小さく始めよう

私たちの脳は「未知・変化・不確実」を危険とみなして、避けようとします。そのため、先を見通せない中で一度に大きく進もうとすると、不安で足が止まってしまうのです。

そんな傾向が強い方にオススメなのは、【スモールステップ】から始めること

たとえば転職を考えているなら、最初は「求人サイトを開き、理想の条件を入れてみる」程度で構いません。英会話を始めたいなら、「YouTubeで5分間の英会話動画を1本観る」だけでも立派な一歩です。

行動を小さく分解すると、脳は「これくらいならできそう」と判断し、動きやすくなります。そうして小さな成功体験を積んでいくと自信を持てるようになり、行動のスケールを広げられるようにもなるのです。

③挑戦のゴールは“成功”ではなく“学び”と捉えてみよう

挑戦のゴールを「成功」とすると、思うように進めない時に落ち込みやすくなります。そこでオススメなのが、挑戦のゴールを【過程での学びや経験】とすることです。

たとえば起業したいなら、「絶対に黒字化する」ではなく、「3ヶ月間で10人に商品を提案し、相手の反応から改善する」をゴールとする。

すると、途中で思うように結果が出なくても、新しい経験ができていることに達成感を抱けたり、「結果が出ないなら改善すればいい」とポジティブに向き合えたりするんです。

行動の回数を増やして改善し続けることで、「成功」にも近づきやすくなりますよ。

④完璧を求めずに、7割準備ができたら始めよう

実は、挑戦において完璧な準備は存在しません。なぜなら、実際に行動してみないと分からないことが必ずあるから。

ですから、完璧主義の傾向が強い方は、7割準備ができたら始める「7割ルール」をぜひ意識してみましょう!

たとえばブログを始めたいなら、全記事を完璧に書き溜めてから公開するのではなく、1本目を書き上げた時点で公開する。

このように行動を通して得た学びは、実際に行動に移す前の計画よりもはるかに価値があります。また、走りながら改善する方が挑戦し続けやすいのです。

⑤応援してくれる環境や仲間を作ろう

人は、良くも悪くも環境に大きく左右される生き物。一人で挑戦をし続けるのは簡単ではなく、不安や迷いが生じたときに挫折しやすくなります。

だからこそ大切なのが、心理的安全性の高い環境や仲間の存在です。目標を理解して応援してくれる友人や家族、同じ目標を持つコミュニティに身を置くことで、モチベーションを維持しやすくなります。

また、仲間と進捗を共有し合うことで適度なプレッシャーが生まれ、挑戦が習慣化されやすくなるメリットもあります。

挑戦を支えるのは、あなた自身。勇気が出る3つのマインドセット

本の上に置かれたお花

①「失敗は、挑戦と成長の証」と捉えよう

失敗は単なる結果ではなく、挑戦・成長していることを示す証拠。むしろ、失敗していないなら、行動量が足りていない(挑戦・成長していない)とも言えます。

心理学でも、失敗を経験した人の方が柔軟性や問題解決力が高まるとされています。「これはうまくいかなかった」というデータが増えるほど、成功や達成に近づきやすくなるのです。

失敗を避けるのではなくて、できるだけ早く・小さく挑戦して、得た学びを次に活かす。これを徹底していきましょう!

②過去の自分とだけ比べよう

挑戦の途中で心が折れるのは、思うように結果が出ない時よりも、SNSや周囲の人と比べてしまう時かもしれません。

特にSNSは、自分が誇れる部分だけを見せることができます。しかし、結果を出しているどこかの誰かも周りの人も、そしてあなた自身にも、数え切れないほどの努力や失敗の経験があります。

だからこそ、比べるべきは「他人」ではなく、過去の自分です。

自分の成長や努力を認めることが難しいと感じるなら、日々の行動や感情を記録し、定期的に振り返ってみましょう。そこには、SNSには書かれることのない、あなたが1番近くで見てきた「あなた自身の努力」が記されているはずです。

③不安はあって当たり前。一緒に連れて行こう

「不安を完全になくせば挑戦できる」と思いがちですが、完全になくすことはできません。あって当たり前だと捉えましょう。そして、不安は未知に飛び込もうとしているサインであり、あなたを守るセンサーでもあります。

ですから、「不安を抱きしめて一緒に進む」意識を持ってみてください。

たとえばプレゼンに不安があっても、「準備をしっかりすればきっと乗り越えられるよ」と自分に声をかけて、具体的な行動に移してみる。

不安を感じながらも一歩を踏み出す練習を繰り返してみると耐性ができ、大きく不安を感じても足を踏み出せるようになります。

不安や恐怖も抱きしめて、自分のために1歩踏み出そう

川の先を見つめている女性

挑戦は、多くの人にとって「不安で怖い」もの。

でもそれを理由に挑戦を諦めてしまえば、新しい場所に飛び込む良いチャンスを逃したり、「あの時に自分を変えておけば」と後悔したりするかもしれません。

かといって、やるからには成功させなければ、達成しなければ、完璧でいなければ、と力まなくても大丈夫。

まずは行動のハードルを下げて、昨日の自分より1歩だけでも進んでみましょう。そうして少しずつでも毎日進んでいけば、あなたが今描いている「やりたいこと」が着実に叶っていくはずです。

さて次回は、『【準備編】今年もあと3ヶ月。“5領域”を断捨離して、理想の自分に近づこう』をお届けします!(※9/15(月) 8時に公開予定)

編集部・アイ

人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

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