
一年の計は“春分”にあり!?確実に達成できる目標の定め方と準備方法
Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】
2026年が始まり、街も心もどこか凛とした空気感に包まれる1月。「今年こそは自分を変えたい」「新しいことに挑戦したい」と期待を胸に目標を掲げるも、なんだかまだ体が重いし、心や体の準備ができていない気がする……。
そんな方は、あえて「今はまだ助走期間」だと捉えてみるのはいかがでしょうか?
今回は、占星術で“1年のスタート”とされている春分の日や、新しい1年を始める前にしておきたいこと、確実に達成できる目標設定の方法についてご紹介します!
1〜3月は土壌を整える期間。春分の日までに自分を整えよう

西洋占星術における1年のスタートは春分の日とされており、2026年は3月20日(金)。つまり、1月から3月までは種をまく前の「土壌を整える時期」であり、ちょうど新年度に入る頃に新しいサイクルが始まるのです。
そもそも、新しいスタートはいつ切っても良いもの。
「元旦に計画を立てて完璧なスタートを切らなければ」とプレッシャーを感じているのなら、春分の日までは不要なものを手放したり、自分自身や環境を整えたり、「本当に目指したい先」にじっくりと向き合ってみましょう。
新しい1年を始める前に、まずは「スペース」を空けて整えよう

「春分の日までは、自分自身と向かう先を整える!」と決めたなら、一番初めにやるべきは「スペース」を空けること。
スペースができると風通しが良くなり、新しいエネルギーが入ってきやすくなりますし、物理的にスッキリすることで目標達成へと集中しやすくもなります。
まずは「物」を断捨離しよう
- 1年以上着ていない服
- 履き古した靴下や靴
- 使用期限が切れた/肌に合わなくなったコスメ・スキンケア類
- 不要な書類やレシート・領収書
- 読まない本・漫画
- 重複しているキッチンツール
- 賞味期限が切れている調味料
- ずっと買い換えようと思っていた物
などは、思い切って1月中に手放しましょう。物が減るだけで視覚的なノイズが減り、クリアな思考を保てると感じるはずです。
次に「習慣・情報・人間関係」を整理しよう
現代人にとって「物」以上に断捨離や整理が必要なのは、「習慣・情報・人間関係」。
春分から始まる1年で目標を達成するために、そして心地よい時間と人間関係を大切にするために、手放したい習慣や不要な情報・関係を手放しましょう。
- なんとなく続けているながら食べ(動画や映画を見ながらなど)
- 夜遅くに就寝→朝早く起きられない→1日しっかり動けない→エネルギーが有り余っているために夜眠れない、という1日の流れ
- やらなければならないことも後回しにする癖
- やめたいと思いながらもなんとなく見続けているSNS
- もう使わなくなったアプリ
- 重複している、あるいは不要なデジタル情報の整理(写真やメモなど)
- デスクトップ上のファイルやファイル名
- ネガティブな情報ばかり発信するアカウント
などを見直すと共に、必要な情報をすぐ取り出せるようにファイル分け/使いやすい場所に配置するのもオススメです。手放したい習慣は「置き換える習慣」を明確に決めると、スムーズに移行できますよ。
「SMART」で、夢や目標を“確実な予定”に変えよう

不要なものを手放し、自分自身や環境を整えたら、次は確実に達成できる「1年間の目標」を定めましょう。
確実に達成できる目標を設定するためには、SMART(スマート)というフレームワークの活用がオススメです。
SMARTとは、目標がSpecific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性)、Time-bound(期限付き)であるべき、という考え方。
目標を立てる際に以上の5つの要素を意識するだけで、スムーズに行動に移しやすくなり、目標を達成しやすくなります。下記にて5つの要素をチェックし、目標設定に活用してみてください!
SMARTの5つの要素
①Specific:具体的に
もっと綺麗になりたい、仕事で成果を出したい、という曖昧な表現ではなく、「半年で体脂肪を◯%まで落とす」「毎日30分は読書の時間を確保する」などの誰が見てもわかる具体的な内容にする。
②Measurable:数字で測れる
たくさん本を読む、ではなく「月に2冊読む」のように、達成したかどうかが一目でわかる具体的な数字を入れる。
③Achievable:達成できる
あれもこれもと背伸びせず、今の自分が本当に実行できる範囲で行動目標を設定する。
④Relevant:関連性
流行っているから、なんとなく良さそうだから、という理由ではなく、「達成すると心から幸せを感じる」「5年後の理想の自分に繋がっている」と思える、つまり自分にとって意味のある目標を立てる。
⑤Time-bound:期限を決める
「いつかやる」は「一生やらない」と同義のため、必ず期限を設定する。
SMARTを踏まえた目標の例
- 結果目標
- 海外留学をしたいので、まずはTOEICで800点を取る
- 行動目標(結果目標から変換)
- 毎日、仕事の後に30分間、オンラインの教材でリスニング練習をする
- 〇月〇日までに教材のUnit5まで完了させる
- SMARTでチェック
- S(具体的):30分間のリスニング練習
- M(測定可能):30分という時間で特定可能
- A(達成可能):背伸びしすぎない、今の自分にちょうどいい目標
- R(関連性):海外留学という大きな目標に関連がある
- T(期限付き):〇月〇日まで、と期限を設定済み
大谷翔平選手も実践!「マンダラチャート」を活用しよう

「マンダラチャート(目標達成シート)」とは、中心に大きな目標を書き、その周りにある8つの要素を埋めていく9×9のマス目シート。あの大谷翔平選手が高校生の頃から活用していたことで知られています。
マンダラチャートを活用して、多方面から目標の達成へと取り組んでいくのもオススメです。
まず中心に「2026年は◯◯な1年にする」と大目標を書いたら、その周りの8つのマス目を
- 仕事
- 健康・美容
- 家族
- 趣味
- 学び
- お金
- 人間関係
- メンタル
などのカテゴリで埋めていきます。その後は、各カテゴリにおいて大目標を達成するための具体的な行動目標を、8つずつに落とし込んでいくのです。
たとえば「健康・美容」のマスをさらに8つに広げる際には、大目標の達成に繋がる、かつ「美容皮膚科に月1で行く」「毎日階段を使う」といった具体的な行動に落とし込みます。
この行動目標を一つずつクリアしていくことで、中心にある大目標へと自然と近づいていけますし、8つの視点で俯瞰することで人生全体のバランスも取りやすくなるはずです。
失敗や停滞はあるある!大切なのは「早く立ち上がる」こと

春分までに自分と環境を整え、向かう先を明確に設定したとしても、実際に進み始めてみると失敗や停滞を何度も経験するでしょう。
でもそれは目標達成のプロセスにおいて、誰にでも必ず起こること。「自分はダメだ」と責める必要はないんです。
大切なのは、失敗しないことではなく、失敗してもできる限り早く立ち上がり、仮説検証を再開すること。Aルートで上手くいかないならBで行けばいいのです。
また、失敗した時は、困難な状況をポジティブに変換する力を育てられる良い機会でもあります。悲しさや悔しさを素直に受け止めた上で、無理のない範囲で、建設的に捉えてみましょう。
焦らなくて大丈夫。春分の日から、自分らしい1年を始めよう

周りに合わせたり自分のリズムを無視したり、「1月だから」と焦って走り出すなんて、新年なのにもったいない!
どんな時も大切なのは、自分の心と身体の声を聞き、自分のリズムで、自分らしく進むこと。
澄んだ空気の中で、まっさらな気持ちで物事に取り組める今こそ、まずは自分や環境を整えて、これから進みたい先をクリアにしましょう!そうすれば、春分から始まる新しいサイクルに、ワクワクした気持ちで飛び乗れるはずです。
編集部・アイ
人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

