新生活、いかがですか？「五月病」にならないために【整える習慣】
心身ともに“整える”こと。美と健康への尽きない悩みにちょっと試してみたくなる、不定期連載コラムです。
新年度、新しい環境が始まって1ヶ月ほどが経ちました。
いかがですか？ お疲れではないですか？
私の周りも、地方転勤や子どもの入園入学、転職、働くメンバーの変化など、4月から新しい環境で過ごしている友人たちが多くいます。
環境が変わることって、ストレスですよね。
気を張っていた4月があっという間に過ぎ、知らぬ間に疲れが出てしまうのが今の時期。ピンと張っていた糸が緩み、ゴールデンウィーク明けに無気力になってしまうケースが多くみられ、昔から「五月病」などと言われています。
疲れを溜めないためには、規則正しい生活や、腹八分目のバランスの良い食事。しっかりと良質な睡眠を取ること。
好きなものを食べたり、好きなことをしたり。心許せる友達や、同じ環境の仲間と語り合ったり。
そんなことでリフレッシュの時間を作っていきましょう。
そして、太陽に当たりましょう。
太陽って、ものすごい力を持っています。幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」。
気持ちを穏やかに、心と身体を健康に保つためにはどちらも大切なホルモンですが、その２つを生み出すきっかけになっているのが、太陽の光です。
この２つは密接に関係しており、日中にセロトニンがしっかり分泌されていないと、メラトニンが分泌されません。
良い睡眠のためには、朝や日中にたっぷりと太陽の光を浴びて、セロトニンをしっかり分泌させておく必要があるのです。
また、セロトニン神経の活性化のためには、軽い運動も大切。
そして、必須アミノ酸、トリプトファンの摂取も忘れずに。トリプトファンは大豆やアボカド、バナナなどに多く含まれ、トリプトファンをセロトニンに合成するためにはビタミンＢ６が必要です。ビタミンＢ６は、豚肉や青魚、ニンニクや生姜などに多く含まれています。
「疲れにくい体」、「強いメンタル」、欲しいですよね。これって持って生まれたものだけではなく、日常生活の中での心がけで手に入れることができます。
是非、意識してみてくださいね。
Written by
Mayumi Sekino
合同会社SIACO代表。二児の母。看護師、保健師、CBDアドバイザー、子育て心理カウンセラー資格所有。看護師、ライター、モデルの活動を経て、人々の心身のサポートを考え、CBDに着目。2021年、CBDブランドSIACO（シアコ）を立ち上げる。
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