冬太り解消に糖質制限はNG【整える習慣】

心身ともに“整える”こと。美と健康への尽きない悩みにちょっと試してみたくなる、不定期連載コラムです。

忘年会からお正月に新年会。暴飲暴食になりがちな時期。

このときに増えた体重を落とすために、主食を抜くだけの簡単さと、短期間で体重が落ちやすいため、手軽に挑戦してしまいがちなのが「糖質制限」。今やコンビニにも、糖質オフの食品がたくさん並ぶ時代です。

ですが、糖質制限は、実は良い側面ばかりではないのです。そもそも、糖質制限ダイエットによる減量効果は一時的であり、長期的に維持することが難しいことも、あまり知られていません。

糖質を抜くことでエネルギー不足になると、人の体は、肝臓や筋肉に蓄えられていた燃料を持ち出します。

すると、筋肉量が落ちてしまうのです。筋肉は脂肪より重さがあるので体重は減るのですが、不健康で、リバウンドしやすい痩せ方になってしまうことも…。

さらに、頭痛や眠気、めまい、だるさ、思考力の低下など、低血糖症状を引き起こす可能性もあるのです。

また、長期の糖質制限により、体が糖に対して過剰に反応し、正常に代謝できなくなり、少量の炭水化物を取っただけでひどい眠気やだるさを起こしたり、過食やコントロールできない甘いものへの欲求が出てしまった、という報告も多くされています。

SNSなどの普及で、綺麗な人たちが気軽に「糖質制限」をしている様子をちらほら見ます。ですが、かつて、糖質制限は、糖尿病の人が医師の指導のもと行うものでした。素人が行う極端な糖質制限は、体への負担が大きいのです。

糖質制限では、糖質を控えた分、肉などを食べる量が増え、脂質を多く摂取しがちになるため、大腸ガンや、死亡リスクまでが増えてしまう、という研究もあります。

バランスの良い食事を、腹八分目。やはり、これが理想です。

ただ、炭水化物は、白米や小麦粉ではなく、玄米や全粒粉などの「精製されていない茶色い炭水化物」をおすすめします。

なぜなのか? 白い炭水化物と、茶色い炭水化物についてのお話は、次回の「整える習慣」でお伝えしたいと思います。

良い一年のはじまりに体調を崩されませんようお過ごしください。

Written by
Mayumi Sekino

合同会社SIACO代表。二児の母。看護師、保健師、CBDアドバイザー、子育て心理カウンセラー資格所有。看護師、ライター、モデルの活動を経て、人々の心身のサポートを考え、CBDに着目。2021年、CBDブランドSIACO(シアコ)を立ち上げる。

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