
【実践編】“ご褒美”は不要!?働く女性のためのスキルアップ戦略
Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】
不確実な時代の中で、「私の仕事、本当にこのままで大丈夫?」と不安を抱えながらも、「自分でお金を稼ぐ手段は失いたくない」と日々頑張っている女性に向けて、前回はスキルアップ戦略の立て方についてお届けしました。
▼「5年後も通用する自分」をつくる。働く女性のためのスキルアップ戦略【戦略編】
さて今回は、今日から始められるスキルアップの具体的な方法と、継続するためのヒントをお届けします。
スキルアップにおいて、特に大切なのは「継続」です。
そのための自己メンテナンスや自分へのねぎらいについてもお伝えしているので、焦って無理をしがちな人・ご褒美頼りになりがちな人は、ぜひ取り入れてみてくださいね。
今日からできる!スキルアップの具体的な4つの方法
①現職で成長する:社内研修の活用や新プロジェクトへの挑戦

「スキルアップ=転職や資格取得」と思いがちですが、実は今の職場にも成長チャンスが隠れていることが多いです。
たとえば社内研修制度や勉強会、OJTなどを活用することで、実務に直結したスキルを効率よく身につけられます。また、部署を跨いだプロジェクトなどの機会も、視野やスキルを広げる大きなチャンス。
「今の会社では成長できない」と感じている方は特に、焦って転職や資格取得に走るのではなく、まず【戦略編】でのワークを通して“得たいスキル”を明確にしてみましょう。
▼「5年後も通用する自分」をつくる。働く女性のためのスキルアップ戦略【戦略編】
その上で今の状況を俯瞰してみると、現職だからこそ磨ける部分や得られる経験に気づくかもしれません。
限られた時間や状況の中でも、今いる場所でできることから始めてみる。実はそれが、最も身につきやすく、実績にも繋がるスキルアップ方法です。
②資格・講座にチャレンジ:オンライン学習や週末講座で知識習得

将来の理想像から逆算すると、◯◯という新しい分野への挑戦が必要そう。でも、何から始めたらいいかわからない……。
そんな人は、達成したいことやその過程で得たいスキルに関する「資格」や「必要な知識」を調べ、具体的なアクションを起こしてみましょう。
必要な資格が明確な人は「すぐに資格講座に登録しちゃう!」でももちろんOK。
ですが、人は本来変化を嫌う生き物なので、最初からスピード全開でいくのではなく“今の自分が楽しめる、けどちょっと負荷のかかる選択”をするのもオススメです。
まずは広く色んなことを学びたい、でもスクールは入会金が高くて躊躇ってしまう……という人は、質の高い講座が受けられる買い切りのオンラインサービスから。
週末や移動中のスキマ時間を活用してマイペースに学びたい人は、YouTubeやPodcastなど「何かしながらでも学べる」方法から。
③「好き」を武器に:副業や趣味を突き詰めて新スキル習得

実は、副業や趣味など「好きなこと」の中にもスキルアップのヒントが詰まっています。
たとえば「料理が得意だから、レシピをSNSで発信していたらライティングの力がついた」「ハンドメイドが趣味で、ECサイトの運営や写真撮影まで覚えた」など、好きなことを通して自然にスキルが磨かれていく例はたくさんあります。
好きなことだからこそ継続しやすく、成果も出やすいのがこの方法の強みです。
さらに、そうした“意外なスキル”が本業に活きるケースもあります。たとえば、撮影技術やSNS運用の知識はどの業種でも応用が効きますし、コミュニケーション力や発信力も自然と養われます。
真剣に自分の“好き”に向き合うことで、あなたの未来が開かれるかもしれません。
④人脈を広げて学ぶ:勉強会やコミュニティ参加で刺激を得る

「スキル=机で学ぶもの」と思われがちですが、人と出会い、会話し、学び合うことも立派なスキルアップの手段。
勉強会やワークショップ、イベント、オンラインサロンなどに参加してみると、自分とは違う視点や考え方に触れることができ、大きな刺激を得られます。
特にフリーランスや副業を考えている方にとってコミュニティは、情報収集や仕事の受発注、コラボレーションの場としても価値があります。
最初は緊張するかもしれませんが、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください。感じていた緊張を忘れるほどの、面白い出会いが待っているはずです。
無理しなくても未来は変わる。スキルアップを継続する3つのヒント
【その1】5分でもOK。「スキルアップタイム」を“毎日”確保する

「時間がないから学べない……」と感じている方はとても多いと思います。でも実際には、1日の中に“使える時間”は意外とあるもの。
たとえば通勤時間、家事の合間、寝る前の5分などのスキマ時間を「スキルアップタイム」と名付け、その時間は勉強に使ってみましょう。
通勤時間は英語のPodcastを聴く、寝る前は5分だけ本を読むなど、無理なく続けられる“マイルール”を作るのも有効です。
ポイントは、勉強をするタイミングや長さは変えても、頻度は変えないこと。時間を5分確保できないなら1分でもOK、でも毎日続けましょう。
これは、習慣化したいことの頻度を変えると定着がしにくいためです。具体的には下記の記事でご紹介しています!
▼三日坊主、もうグッバイ!新習慣を「楽しく」身につける5つのコツ
【その2】継続が目に見える環境を作る

どんなに好きなこと・学びたいと思っていることでも、「やる気が出ない……」と感じる日は必ず来ます。ホルモンバランスの影響で精神的な波がある時は、特に辛いですよね。
そんな時のためにも、モチベーションを支える“仕掛け”を作っておくことをオススメします。
たとえば、勉強や取り組みの記録・進捗をノートやアプリに残してみる。振り返った時に「こんなに頑張ってきたんだ」と自信になりますし、自然と継続の意欲も高まるはずです。
また、同じ目標を持つ仲間の存在も励みになります。
SNSやオンラインコミュニティでゆるく進捗を報告し合ったり励まし合ったりすると、「孤独は自分だけが感じているものではないからこそ、“そんな自分はダメ”なんて思わなくていいんだ」と気づけたりもします。
ただ、特にSNSや他人と比較しやすいツールでもあるので、使い方には注意です。
自分のモチベーションの種類について知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください!
▼「仕事のやる気が出ない日」に読む、働く女性のモチベーションのしくみ
【その3】長く続けるために、自分をメンテナンス&ねぎらう

スキルアップに限らず、何かを達成するために必要なのは「継続」です。
早く達成しようと焦って、自分の心や身体の声を聞かずに無理を重ねる人もいますが、途中で燃え尽きたり、心身が不調になっては、元も子もありません。
長く続け、確実に達成できるように、自分をメンテナンスし、ねぎらう時間も作りましょう。
たとえば、土日のうちどちらかは「心と身体のメンテナンスデー」とし、勉強はお休みする。平日の勉強時間は22時までと決めて、寝るまでの1時間はストレッチや、「今日できたこと」をジャーナリングする。
ポイントは、“突発的にご褒美をあげる”ではなく、“定期的かつニュートラルに自分をねぎらう”こと。
もちろん、いつも頑張っている自分へ、たまにご褒美をあげるのは賛成です!……が、それが目的とすり替わっている人も少なくありません。
定期的に自分をねぎらっていれば、無理をしすぎることも目的がすり替わることもなく、着実かつヘルシーに理想の未来像へと近づけるのです。
「自分をねぎらう」という感覚がわからない……という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!
▼「自己肯定感」がなくてもOK。自分を大切にするって、どういうこと?
今と、これからの私のために、スキルアップを始めよう

将来の理想像を描き、それを叶えるためにスキルアップを実践する過程には、いろんな“誘惑”があります。周りからの評価や、周囲からの「理想の生き方」の押し付け、自分の中から聞こえる「どうせ自分はできない」という声。
でも、「自分を幸せにしたい」「本当に欲しいものを選びたい」と強く思っている人が、スキルアップ戦略の【戦略編】と【実践編】を読んでくださっているはずです。
焦点を当てるべきは、誰かからの「いいね!」や“幸せそうに見える人生”を生きることではなく、自分からの「いいね!」や自分を幸せにできる力。
マイペースで大丈夫。「今日から5分だけ」でももちろんOK。できることから、そして自分のために努力する自分をしっかり認めながら、1歩ずつ歩いていきましょう。
編集部・アイ
人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

