海に面している女性の後ろ姿

私ってこのままでいいのかな?『たった3ヶ月』で無理せず自己改革する方法

Poco’ce編集部が月曜8時にお届けする連載、【さあ、今週もわたしのために。】

さっそくですが、学生時代の夏休み明けを思い出してみてください。

クラスメイトの雰囲気がガラッと変わっていたり、成績が上がっていたりして、「短期間で人ってこんなにも変わるのか」と驚いた経験はありませんか? 実際に、ビジネス誌などでも「夏の過ごし方が人生の分かれ目」と語られることがあります。

成功している人は、年が明けて半年経ち中弛みしやすい夏でも、目標を立てて行動し自己成長に投資しているという調査もあるんです。

そこで今回は、仕事や家庭、将来への不安——そんな日々に追われる中で、「私ってこのままでいいのかな?」とふと立ち止まっているあなたへ。

夏の3ヶ月間を、人生を変えるきっかけにする方法をご紹介します!

【準備編】短期間で変わるためのマインドセットを身につけよう

①いつでも「どうすればできるか?」だけを考える

スケジュール帳を開いている女性

新しいことを始める時って、つい「私にはどうせ無理」と決めつけたり、“できない理由”を探したりしてしまいますよね。

でもこの3ヶ月間だけはそれを封印して、「どうすればできるだろう?どうすれば次はうまくいくだろう?」と自分に問いかける癖をつけてみてください。

なぜなら、短期間で人生を変えるためには、ポジティブ思考が不可欠だからといえるでしょう。

もしうまくいかなくても、成功するまでやればそれは“失敗”ではありません。失敗すればするほど、成功への道に近づいているのです。そんな風に、ある意味自分に都合よく、ポジティブに解釈して良いのです。誰もあなたの頭の中を覗いてはいないのですから。

ポジティブ思考が苦手な人は、寝る前に「今日できたこと」や「うまくいかなかったけど、次に繋がるヒント」をノートに書き出してみましょう。ここでのポイントは、どのような出来事・物事にも必ずある、“ポジティブな面”に目を向けることです。

②完璧である必要はない。他人と比べずに、マイペースで。

海を1人で泳いでいる亀

3ヶ月で劇的に変わらなくても、1日1歩しか進めなくても、まず挑戦していること自体が意味ある成功体験です。

大切なのは、他人と比べないこと

「完璧にやる必要も、誰かに勝つ必要もない。自分のペースで進めればいい」。そう心から納得している時の方が、肩の力が抜けて目標にまっすぐ突き進めるものです。

どうしても人と比べてしまうなら、他人ではなく昨日の自分と比べましょう。

昨日より1歩でも前進し続ける毎日を繰り返していけば、いつの間にか他人が目に入らなくなり、自分自身を着実に成長させることができます。

【行動編】3ヶ月チャレンジを成功に導く計画を立てよう

① まずは、3ヶ月で達成したい目標とその目的を明確にする

「Goals」と表示されたパソコン

漠然と「変わりたいなぁ」と思っていたら、いつの間にか数ヶ月経っていた……。そんな経験がある人は少なくないでしょう。

まず何よりも重要なのは、目標・目的・期限の3つを明確にすること。加えて、3ヶ月後の自分はどんな状態か・どんな生活を送っているか、まで具体的にイメージできるとなお良いです。

目標は、

  • 3ヶ月で◯%脂肪を落とす
  • 3ヶ月間、毎日英語を30分勉強する
  • 3ヶ月の間、週に1度は未経験のことに挑戦する

など数値化して設定しましょう。

「どうしても高い目標を設定する癖があり、達成できずに落ち込むことが多い」という人は、“これが達成できたら最高”という高い目標と併せて、今の自分でも難なくクリアできる目標も設定してみてください。

そうすれば、目標を達成できずに自分を責めることを防ぎながらも、今の自分より成長できます。

②必要な“習慣”を明確にし、置き換える習慣を決める

習慣トラッカー

次に、①で数値化した目標を達成するために必要な“習慣”を明確にしましょう。これを行う理由は、人間は「習慣」で作られる生き物だからです。

たとえば、①で「3ヶ月で3kgを落とす」という目標を立てたとします。それに対し、

  • 「食べ過ぎ防止のために18時には夜ご飯を食べ終えて、21時には就寝する」という習慣を身につけるべく努力する人
  • いつもの習慣通りに過ごし「夜中にラーメンを食べて2時過ぎに就寝する」人

という2人がいたとします。どちらが目標を達成できるかは明白です。

このように、人間の行動や思考の多くは習慣によって決定されており、習慣を変えなければ目標達成はほぼ不可能、と言えます。必要なのは、大きな決断や劇的な変化というよりも、日々の習慣や小さな積み重ねなのです。

そのため、①で数値化した目標を達成するためにも、行動や思考における「身につけるべき習慣」を明確にし、どの習慣と置き換えるかを決定しましょう。

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③全体計画とマイルストーンを設定する

月間プランナー

3ヶ月後の目標とその過程で身につけるべき習慣を決めたら、各月(各週)の目標やタスクを設定しましょう。

【例】

  • 1ヶ月目:準備と習慣化
  • 2ヶ月目:中間目標達成
  • 3ヶ月目:仕上げと振り返り

段階を設けることで、途中で挫折しそうな時にも軌道修正しやすくなります。

この例は3段階という大きな分け方ですが、より達成率を高めたい人は各週ごとに目標を決めて、週末に進捗をチェックし、微調整をしてみてください。

④ 時間の使い方・環境・人間関係を見直す

経営コンサルタントとして有名な大前研一さんは、このように語ります。

人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。

「うまくいかなかったな……また頑張ろう!」と思うだけでは、人間は変われないもの。何かの目標を達成する、大きく言えば「自分を変える」「人生を変える」には、時間配分・環境・人間関係を変える必要があります。

そこで次に、時間と、環境・人間関係を整える方法について順にお伝えしていきます。

【時間の使い方を見直す】

時計

まず、時間の使い方を見直しましょう。

平日と休日の1日のスケジュールを書き出し、①何をしているか思い出せない時間 ②暇な時間 ③SNSを見ている時間 を空白にしてみてください。この時のオススメは、Googleカレンダーなど1週間の予定を同じ画面内で確認できるツールを使うこと。

このように見える化してみると、「時間がない」と思っていたのに2時間以上空いている、なんてことはザラにあります。今はSNSやショート動画で時間が“溶け”やすいですから、無理もありません。

さて余白が見つかったら、その時間を目標達成のためのチャレンジに充てましょう。

どうしても余白がない人は、

  • 朝・夜の通勤時間やお風呂に入っている時間を充てる
  • スケジュールの全体を見直して、断捨離のようなイメージで「なんとなく続けているけどもう不要なこと」をカットする

などを試してみてください。

【環境と人間関係を見直す】

海辺で集まっているコミュニティ

次に、身を置く環境と人間関係の見直しです。

大前さんは「住む場所を変える」と仰っており、それが最も大きな影響をもたらす行動ではありますが、引越しを現実的に考えられない方も多いでしょう。

そこで今回は職場も含んだ「身を置く環境」とし、環境と人間関係は密接に関わり合っているため同じ章でご紹介します。

変わろうとする時、1番の味方になるのは実は「環境」です。

集中できる場所や、応援してくれる人、励まし合える仲間がいれば、身につけたい習慣が「やって当たり前の習慣」となり、行動が変わるので人生もどんどん変化していきます。

あなたが掲げた目標や身につけたい習慣、自分がありたい姿に対し、今いる環境や人間関係はマッチしているでしょうか?

「ここではない」と感じるなら、自分に必要な環境・人間関係へとアップデートしていくべき時なのかもしれません。それに高いハードルを感じる人は、まず机の上の整理から始めてみることをおすすめします。

モチベーションが下がった時に読みたい!オススメ記事

目標達成のために奮闘する中で、どうしてもモチベーションが下がってしまう日はあるでしょう。そんな時には、ぜひ以下の記事もご覧ください。

▼自分の「モチベーションのタイプ」を知りたい方はこちら

▼6つの原因別・モチベーションを上げる方法

▼脱・モチベ依存!自動的にやる気が高まる毎日ルーティン

この夏の挑戦が、あなたの人生にプラスの変化をもたらす

海の上の船

3ヶ月という時間は決して短すぎることはなく、新しい習慣を身につけ、心と体の変化を実際に感じるには、むしろちょうど良い長さです。

「人生を変える」や「自己改革する」という言葉に尻込みしていた方も、それらは実は難しいことではなく、日々を小さく積み重ねていけば自分にもできる、と感じられたのではないでしょうか?

この夏の挑戦は、あなたとあなたの人生にプラスの変化をもたらすはず。「夏が終わる頃」の新しい自分を楽しみに、まずは1歩、踏み出してみませんか?

さて次回は、『ワークライフバランスはあなたに必要?』をお届けします!(※7/14(月) 8時に公開予定)

編集部・アイ

人間への好奇心と実験欲にあふれるライター。人生の“ままならなさ”は生きる醍醐味。今まさに読んでくださっているあなたと「ままならないね〜」と分かち合い、「まあでも頑張るか!」と肩を組めるような言葉を紡ぎたい、と常々思っている。

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