“ゆるめ”の運動で、健康的で心地良い体へ。【整える習慣】

猛烈な暑さも落ち着き、秋の足音が聞こえてきました。芸術の秋、食欲の秋… どれも素晴らしいですが、今年は“運動の秋”はいかがでしょうか？

秋の気候の過ごしやすさは、運動をするのに最適。そして、秋のうちに体の基礎代謝を高めておくことが、冬太りを防ぐ秘訣です。ただ、普段運動をしていない人が“運動するぞ！”と、気合いを入れすぎると三日坊主になってしまうので、通勤時のウォーキングや“ながら筋トレ”など、“ゆるめ”の運動の秋はいかがでしょう。

ウォーキングは、様々な健康増進効果が認められています。

国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的方針を示した、健康日本21では 、20～64歳は、男性９０００歩、女性８５００歩が1日の目標値として掲げられています。

スマホに歩数計アプリは入れてありますか？ ８５００歩は、意気込みすぎなくても、普段の生活の中で少し意識することで達成できる数字です。通勤時間を使って、いつもより一駅分多く歩いたり、いつもは自転車で行く場所を歩いてみるなど、普段の生活の中に組み込む形でＯＫ。ただ、だらだら歩くのではなく、背筋を伸ばして、ややきついと感じるスピードで歩くことがポイントです。

そして、基礎代謝を上げるために有効なのは、筋肉量を維持、増加させるための筋トレ。基礎代謝量の増加には、大きな筋肉を鍛えることが近道なので、太ももの大きな筋肉を鍛えるスクワットがおすすめです。

筋肉は1日にしてならず。筋トレは、続けることに意味があるので、テレビを見ながら、髪の毛を乾かしながら、スマホで調べ物をしながらなどの“ながら筋トレ”で、習慣にしてしまうのが良いかもしれません。

スクワットだけでなく、気になるお腹や二の腕のたるみなど、テレビを見ながらできるトレーニング、たくさんあります。1日5分や10分、少しの努力で習慣を変えると、身体はしっかり変わってくれます。

もちろん、“ゆるめの運動の秋”でなく、しっかりジム通いなどを始めるのもおすすめです。冬に向けて、健康的で心地良い体作り、してみませんか？

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