自然の恵みを暮らしの中へ心和む“山桜”の伝統工芸品
最近話題のQOL(Quality of Life / 生活の質)向上アイテム。
「.sakulab.(サクラボ)」は、天然の山桜の樹皮を素材とした“樺細工”から生み出される伝統的な工芸品と、現代の先端技術を融合させた新しいブランド。今の暮らしを格上げしてくれる、サステナブルな「キャニスター」に注目です。
伝統を受け継ぐ職人の技と現代の技術を融合した逸品
希少な山桜の樹皮を素材とした「樺細工」、別名「桜皮細工」は、秋田県に伝わる伝統的な工芸品。万葉集のなかで、山桜が「かには」と表現されていたものが、後に「かば」に転化されたことから「かば細工」と呼ばれているそうです。その山桜の表面からしか採れない、天然の樹皮を使った工芸品の美しさを多くの人に楽しんでもらいたいとの想いから誕生したのが、「木元桜皮工芸」の新ブランド「サクラボ」です。
現代のライフスタイルに取り入れたくなる多彩なアイテムを生み出し、中でも注目されているのが、デザインの愛らしさが目を惹く「HEART CLOVER」シリーズの「キャニスター」。
山桜の樹皮をハートと三つ葉をモチーフにした模様に切り抜いた「山桜」に、突板の独特な模様と下地とのコントラストが美しく、昨年の第47回全国伝統的工芸品公募展で入選を果たした「花梨」。
現代の先端技術を用いてカットされた美しくも可愛らしい図柄は、“和の伝統”を感じさせながらも、洋間やリビングで使いたくなる洗練された上品さが魅力。また、茶筒として戸棚にしまっておくのが惜しくなる、和モダンなデザインの「ASANOHA」シリーズなど、純和室の少なくなった現代のライフスタイルにマッチするデザインは、“そこにあるだけ”で心を和ませてくれるインテリア小物としても秀逸です。
伝統工芸品で現代の暮らしに彩りを与えてくれる「サクラボ」が生み出す今後の作品にも期待が高まります。
リビング、キッチン、和室と使う場所に合わせて図柄を選ぶ
2022年、第47回全国伝統的工芸品公募展で入選の快挙を遂げた「HEART CLOVER 花梨」(写真上)は、リビングで寛ぐティータイムに、和モダンな「ASANOHAシリーズ」(写真右)は、和室で日本茶を愉しみたいときの茶筒として、そして、「HEART CLOVER 山桜」(写真下)は、少し照明を落としてゆったりと寛ぎたいコーヒータイムに使いたいアイテム。その精巧な造りは、茶葉や珈琲豆を守る茶筒としての機能をしっかりと果たしてくれます。伝統工芸品の素晴らしさを暮らしの中で実感できるのもうれしいですね。
こだわりの化粧箱は3色贈り物としてもおすすめ
茶筒を収めるのにぴったりな化粧箱も用意。ホワイト、ブラウン、桜色の3色展開なので、贈りたい相手のイメージに合わせたものを選べます。伝統工芸品を好む方にはもちろん、おうち時間を楽しむこだわり派へのプレゼントとしてもおすすめです。
伝統を受け継ぐオーソドックスな「総皮茶筒」も人気。一つとして同じ図柄のない天然の山桜樹皮そのものの風合いは、茶葉の格までも上げてくれそうなほどの品格を備えた逸品。
木元桜皮工芸 ☎0187-54-2496 秋田県大仙市下鴬野字下中嶋251-5 https://www.sakulab-sakurakawa.com